"長続きカップル"と"別れるカップル"の差は、「褒め方」。3タイプのカップルに合わせた褒めアイデア紹介~100組以上のカップルを取材した「すきだよ」立ち上げ人に秘訣を聞く~

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文:ムラオユイ

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[目次]

こんにちは、「夫が大好き!」な気持ちが高じて、パートナーシップを考えるコミュニティ「すきだよラボ」に参加し、有志メンバーとメディア「すきだよ」を立ち上げた、ムラオユイです。

今回は周りの仲良しカップルに聞いた「褒め上手で長続きするカップルになる方法」について書きます。日常に取り入れてもらいやすいような「褒めアイデア」を3つご紹介します。

長続きするカップルは褒め合っている

仲良しカップルに話を聞いていると、お互いにパートナーのことを褒めまくっている姿がとても印象に残ります。

「彼は、笑顔がかわいいんです!」「彼女のいつもがんばっているところを尊敬しているんです」など、それぞれが相手の好きなところをお話ししてくれるとき、本当に幸せそうなのです。褒め上手な人は、ふたりの間に福をどんどん呼び込んでいるんだなと感じます。

相手に感謝や好意の気持ちを持って、それを言葉と態度で欠かさずに伝えている点が、きっとパートナーシップによい影響をもたらしているんですね。
でも、相手を褒めるとよいのはわかっていても、自分から伝えるのは苦手だという人も多いのではないでしょうか。

「嘘くさくなってしまいそう」「うまい伝え方がわからない」「面と向かって口にするのは恥ずかしい・・・」など、抱える悩みのタイプもさまざまだと思います。

ふたりの個性や関係性によるタイプ別に、褒めアイデア3つをご紹介!

100組以上のカップルを取材していてわかったのは、「相手を褒める」と一口に言ってもさまざまな表現方法があるということ。
おふたりの関係性・雰囲気・性格・向き不向きなどによって、いくつかパターンがあることに気づきました。

大きく3つのパターン別に、褒めアイデアを分けてみました。

1.もう側にいて当たり前?マンネリを感じる方は・・・「相手がしてくれたことへの感謝」を褒め言葉にする

長年お付き合いをしているカップルに多い悩みが、「お互いが一緒にいて当たり前になってしまう」ということ。

一緒にいて気張らない、居心地のよさを得られるのは素敵ですが、相手へのありがたみの気持ちが薄れているように感じてしまうのはちょっと悲しいですよね。

仲良しカップルたちはかなり意識してお互いへ「ありがとう」の言葉を欠かさないようにしているなと感じます。
それも、具体的に「相手がしてくれたこと」への感謝を伝えているんです。

例えば・・・


同棲カップルは、家事をしてくれたら感謝を伝える


「お皿洗ってくれてありがとう」
「作ってくれたご飯、美味しい!」

など、相手が家事をしてくれたときは、絶好の褒めタイミングだと捉えている人が多かったです。

一緒に住んでいないカップルは、「電話ありがとう」と会話の中で感謝を伝える


それぞれがひとり暮らしをしていて、一緒に過ごす時間が短いと、相手を褒めるタイミングが見つけづらいのでは?そんな懸念を吹き飛ばしてくれた未婚カップルがいました。一緒に住んでいなくても、

「電話してきてくれてありがとう」
「会いにきてくれてありがとう」

と、会話やデートのたびに感謝を伝えているというエピソードを聞いて、めちゃくちゃほっこりしました。

「寝顔がかわいい」も立派な褒めポイント。すぐ口に出せない人は、手紙やLINEで伝える!

「寝顔が超かわいい!癒しをありがとう」
と、パートナーのおちゃめな一面も褒めているなんて意見も!

あらゆる場面でのパートナーのふるまいが褒めポイントになっているようです。
以上は「すぐその場で」派の意見でしたが、パッと言葉にするのが苦手な人も安心してください。

「記念日など節目のタイミングで振り返る」派の人もたくさん。手紙やLINEだと、目の前に相手がいない分、改めて素直に感謝の気持ちが伝えられるのだと教えてくれました。

2.恋人気分をいつまでも大事にしたい方は・・・「好き」「かわいい」などの好意を言葉で伝える

続いては、「いつまでも恋人気分を忘れずにいたい!」という方にオススメの方法です。それはずばり、ストレートに好意を伝えること。
このタイプのラブラブカップルに共通しているのは、異様に(ちょっぴり悪口みたいですみません。賞賛の意を込めています!)「褒め」のハードルが低い点。

「ロングもいいけど、切ったらもっといい!」日常のあらゆるシーンで相手の魅力を見つけ出す

「髪長いのもいいけど、切ったらもっとかわいい~!」
「夏服から秋服に衣替えして、ジャケットが似合ってかっこいい!」

などなど、季節の変わり目も味方につけて、日常のあらゆる場面からパートナーへの魅力を見つけ出しているんですよね。

こちらは、ひとつ目の「相手がしてくれたことへの具体的な感謝」とは異なり、「かわいい」「かっこいい」「愛しい」「尊い」とか、存在そのものに対するちょっと抽象的な表現になるのが面白いなと個人的に思います。
うまい表現を見つけようとしなくてもいいから、相手を好きな気持ちや自分の中に生まれた感情をストレートにぶつけるのがポイントなのでしょうね。

ちなみに、愛妻家で有名な芸人アルコ&ピースの平子祐希さんも、著書『今日も嫁を口説こうか』で「言葉はダサけりゃダサいほどいい」と、シンプルで直球な表現をオススメしていました。
パートナーに恋愛感情を持ち続けられるか?というテーマを平子さんが真摯に綴っているので、ラブラブの秘訣を知りたい人はぜひ読んでみてくださいね。

そんなにテンション高く褒められないわ・・・という人は、「今日、なんかいいね」のようなふわっとした表現からトライしてみるのはいかがでしょうか。
ふわっとした表現で褒めるときは、「目を見る」「スキンシップを交える」など、態度にも心を込めることでちゃんと好意が伝わるはず。

また、「具体的にここが、ってうまく言えないんだけど好き」と正直に前置きを入れてしまうのもアリだと思います。まずは、パートナーに対して言葉で伝えることが大きな第一歩です!

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3.落ち込んでいるときにも支え合える関係でいたい方は・・・「えらい」「すごい」と全肯定する

パートナーに褒めてもらってうれしかったエピソードを聞いてみると、圧倒的に多いのが「自分を励ましてくれた」「自分の存在を肯定してくれた」という意見です。
自己肯定感が下がっているときは、がんばれない自分に価値はないだとか、相手に愛される資格がないのでは・・・なんて考えてしまいがち。

そんなときには、自分自身をまるっと受け入れてくれるパートナーの言葉が本当に心の支えになりますよね。


がんばれなくても「生きてるだけでえらい」。相手の存在や状況をそのまま認める

「褒め」というと、相手のいいところを見つけるとか、プラスの部分に目を向けるイメージです。
でも、相手の存在やがんばりをそのまま認めてあげられることこそ、「褒め」の本質なのかもしれません。

取材したカップルの方々からは、思わず和むような体験談をいくつもお聞きしてきました。
いくつかご紹介します。

「つらいことがあったときパートナーについグチをこぼしたら、大変だったね、の共感だけで終わらず、『そんな状況をよく耐えたね。すごい』と褒めてくれて、すごく元気になれた」

「お休みの日につい3時間も昼寝をしてしまって1日を台なしにしてしまった。思わず彼にLINEで泣きついたら、『よく寝てえらい!体力回復できてよかったじゃん』と返してくれて神様かと思った」

「体調が優れなくて、その日何もできなかった自分に嫌気がさしていたら、パートナーが『生きてるだけで、はなまる!』と言ってくれて救われた」

などなど・・・。

もしパートナーに元気がなかったり、落ち込んだりしているときは、そばに寄り添って、「そのままのあなたで大丈夫だよ。そんなあなたが好きだよ」とぜひ伝えてあげてくださいね。

「褒めスキル」を磨くと、お互いを好きでい続けられる

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パートナーシップにおいて重要な「褒め」の愛情表現は、お互いがお互いを好きでい続けるための工夫や努力そのものだなと感じます。
「恋に落ちる」とは瞬間のことを指しますが、お付き合いを始めてからが、本当の意味で関係性の始まり。

瞬間という"点"ではなく、ふたりの関係をずっと線でつなげるように、お互いを好きでい続けられることが、よいパートナーシップを築く一番の方法なのかもしれません。

※2021.01.28日おうね。にて公開

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