「愛が続く法則」があった。4つの"愛する努力"でずーっと仲良しなふたりに。~100組以上のカップルを取材した「すきだよ」元編集長が公開~

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文:ムラオユイ

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[目次]

こんにちは、「夫が大好き!」な気持ちが高じて、パートナーシップを考えるコミュニティ「すきだよラボ」に参加し、有志メンバーとメディア「すきだよ」を立ち上げた、ムラオユイです。

日ごろ素敵なカップル・夫婦を取材していると、つくづく実感することがあります。それは、お互いによいパートナーシップを築くための「愛する努力」を欠かさないようにしているのだなということ。

信頼関係や絆って、すぐに構築できるものではありません。そして構築したあとも、ただ一緒に過ごしているだけ維持できるとは限らないんですよね。パートナーシップにもメンテナンスが大切なのだと気づかされました。

2人は今日も変わり続ける。だから「変化を受け入れる」、「言葉にする」がポイントになる

良好なパートナーシップを保つのに、どうして努力が必要なのでしょうか。それは、ふたりの人生には絶えずふたつの「変化」があるからだと思います。

ひとつ目は、中長期的なスパンで人生に起こる変化。私たちを取り巻く社会情勢の動きは激しいです。

また、転職で自分自身の働き方や仕事観が変わったり、ふたりで結婚や出産・育児など新たなライフステージを迎えたりもします。そして当然、ふたりとも歳を重ねていきますよね。

お互いを好きで信頼する気持ちはずっと変わらないままでも、それぞれの価値観や考えがアップデートされていくのは必然だといえます。

ふたつ目は、日常のなかのささいな変化。私たちは1日のなかでもいろいろな感情を味わいますよね。

嬉しかったり楽しかったり、その逆で悲しんだり落ち込んだりすることも。天候や体調なども、自分の気持ちとコンディションに大きく影響を与えます。

私たちにはこれだけさまざまな変化が訪れるのに、お互いの考えや気持ちをどんどん口にしなくなってしまうカップル・夫婦は多いです。

以心伝心でいられる関係性は憧れですが、「一緒にいるからわかるでしょ」「言わなくても伝わってるでしょ」と伝え合わずにいると、気づけばふたりの間に大きな溝が生まれてしまうかもしれません。

仲良しなカップル・夫婦は、自分にも相手にも常に「変化」があって当たり前だと捉えている人が多いように思います。だからこそ、お互いのことを欠かさず共有し続けているんです。

仲良しカップル・夫婦がしている4つの「愛する努力」

良好なパートナーシップを保つために、仲良しカップル・夫婦は具体的にどんな工夫をしているのでしょうか。
僭越ながら我が家での実践例と、100組以上のカップル・夫婦を取材したなかで、すぐに取り入れてもらえそうな4つの「愛する努力」を紹介していきます。

1.「好きだよ」と相手への好意やポジティブな気持ちを口に出す

いきなりのろけですみませんが、私の夫は愛情をいつも言葉で示してくれるプロなんです。

毎日、私の顔を見つめては「今日もかわいいね!」と言ってくれる夫。気合いを入れてメイクした日も、1日中すっぴんジャージで家にこもっている日も、変わらぬ愛の言葉を注いでくれます。

生活するためにマストであるお皿洗いや料理なんかの家事も、終えると必ず「ありがとう!好き!」と感謝の気持ちを口にしてくれます(しかも、うちの家事の7割は夫がやってくれているにもかかわらず...)

こういう言葉が嬉しいのって、私のことをちゃんと見てくれていると感じるからなんですよね。相手に興味や関心がなければ、感謝も褒め言葉もなかなか思い浮かびません。

「好き」や「ありがとう」を最近伝えていない人は、パートナーの行動を観察してみてください。やってくれて嬉しいな、この仕草が可愛いな、なんて感じるはずです。

相手から言葉がなかなかもらえないときは「自ら褒められにいく」のも手。私の友人は、家事が終わったら必ず相手に申告をして、「えらい!ありがとう!」の言葉をパートナーからもらっているそうです。

ポジティブな会話を増やすためには、自分からの働きかけも大事なのだな、と勉強になりました。

【関連リンク】
▶「そういうとこ好きですよ」「てか、行きましょ」・・・好きな人と会うための言葉5つ

2.遠距離恋愛で離れていても「共通体験」の機会を持つ

続いては、遠距離恋愛中のカップルから教えてもらったアイデアです。コロナ禍で会える機会が減ってしまった寂しさを解消するため、物理的に離れていても「共通の体験をする」時間を積極的にとっているんだとか。

おふたりが始めたのは毎朝の「リモート筋トレ」!お互い連絡がマメなタイプではなくても、筋トレを一緒にする約束をすることで、自然とコミュニケーションを増やせた、と教えてくれました。

「おはよう」が言い合えて、外出自粛による運動不足の対策にもなる。1日の始まりをパートナーと楽しく過ごせるのってとても素敵ですよね。

お互いに家で過ごす休日はZoomをつなぎっぱなしにしている、と話してくれたカップルも。相手の存在を少しでも近くに感じたい。そんな想いが伝わる工夫にキュンキュンします・・・!

3.「体調悪いんだ」、「忙しくて」・・・自己申告で仲良しカップルになれる

仕事が忙しかったり、体調がすぐれなかったりすると余裕がなくなり、つい相手にきつく当たってしまう。そんな経験はありませんか?

パートナーを大切にしたいのに、自分の感情や体調に左右されてうまくできないときってありますよね。

こんなとき、無理に元気そうに振る舞ったり、ネガティブな感情を抑えようとしたりすると、さらなる不調を招いてしまい逆効果。ただ、相手を傷つけるのは本望ではないから、接し方を工夫したいところです。

周りの仲良しカップル・夫婦がよくやっているのは、正直に自己申告すること。

「仕事が忙しくなりそうだから、家事をやる余裕がなくなるかも」「今ちょっと体調が悪くて、あなたに優しくするのが難しいかも・・・」というふうに。

上手に共有するコツは、「事実(自分の状態)+どういう影響がありそうか」をセットで伝えることです。

本格的に余裕がなくなってしまう一歩手前で伝えることで、来週分の家事をパートナーにお願いするのか、家事代行を頼むのかなど、対策を一緒に考えることができます。

皆さん、体調についても「なんか体がだるい」「寝不足で眠い」など、ちょっとしんどくなってきたな・・・という段階で申告していました。

仕事の繁忙期や体調など、自分でコントロールしきれないことが日常にはたくさんありますよね。そんなときは、早めに自己申告することでパートナーとの不和を予防できるんです。

4.ツールで愛は深まる。生理期間や「行きたいお店リスト」も情報共有する

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上に挙げた3つの「愛する努力」の共通点は、とにかくふたりで何でも情報共有をすること。とにかくこれに尽きるのだなと思います。
仲良しカップル・夫婦の皆さんは、スムーズに情報共有しやすいようにと、Webサービスやツールを活用しているケースも多かったです。

例を挙げてみると・・・・生理日予測アプリの通知機能を使って、パートナーと生理期間を共有・ふたりのSlackグループを作り、「行きたいお店リスト」「買い出しリスト」をストック交換日記で、今の気持ちや相手への想いを文字にして贈り合う冷蔵庫にホワイトボードを貼り、お互いの今日の予定を書き出しておく週末にじっくりと対面の1on1でモヤモヤを吐き出すなどなど。

こうしてみると、「情報共有」と一口に言っても、方法はさまざま。みなさん、お互いのタイプや生活スタイルに応じて、ふたりにぴったりな共有手段を見つけているのだなということがわかります。

お互い忙しくて会話の時間をたっぷり取るのが難しければ、テキスト中心の共有をするとか、どうしても直接伝えたいトピックは対面にするとか、組み合わせて活用してみてくださいね。

義務感ではなく、「お互いを知りたい」と関心を持ち続ける

今回、仲良しカップル・夫婦のさまざまな「愛する努力」を紹介してきました。

努力、というと少し億劫に感じられてしまうでしょうか。でも、今まで取材してきた皆さんは例外なく、とても嬉しそうにこれらの工夫を教えてくれました。

その様子を見ていると、情報を共有してお互いを知ることで、お互いをさらに好きになっているんだなと感じます。「パートナーに毎日恋しています!」なんてお話ししてくださった方も。

「仲良くいるために、これをやらなきゃ」という義務感からではなく、もっと自分を知ってほしい、相手のことを知りたいと、お互いに関心を持ち続けて、行動に移していくことが一番大切なのだと思います。

ふたりに訪れる変化と上手に付き合いながら、パートナーと一緒の生活を楽しんでいきましょうね!

※2020.12.01日おうね。にて公開

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