最高の恋人は「ちょっと鬱陶しいくらい、愛してくれる人」。愛されている自信があると、仕事も趣味も楽しめる自分になれる

文:E子

今日は「溺愛してくれる相手と付き合うこと」についてお話しします。「私のこと、愛しすぎじゃない?」と、少し引いてしまうくらいに、自分のことを溺愛してくれる人と付き合うのは幸せなことです。
 
溺愛してくれる人と付き合っていると、安心感が生まれます。恋愛でネガティブになったり、余計なことを考えたりすることがなくなる良さがあるのです。
 
結果、お相手との恋愛で満たされるのはもちろん、穏やかな気持ちをもって、恋愛以外の人生もより楽しめるようになります。

「パートナーに愛を求めること」と「愛されること」は全然違う話

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愛するよりも愛される方が幸せ、とはよく言われてきました。現代では逆に、「自分の幸せは自分でつかもう!」という風潮も強くなっています。
 
パートナーに愛を求めることは、まるで依存のように語られ、自分の人生は自分の力で充実させられる人こそ、自立した大人と考える流れです。
 
しかしながら、「過度にパートナーに寄り掛かる、愛情を求める」ということと「愛されること」はそもそも別の話です。
 
結局のところ、どんなに自立した人だって、愛されると幸せと感じるはず。
 
「愛されなくたっていい。自分の幸せは自分で見つけるの!」なんて言うのは、なんだか強がりに感じませんか?
 
溺愛してくれる人と付き合うことは、とても幸せなことですし、そのためにそういうタイプの人と付き合う選択をすることも、自身の考えに基づく人生選択といえるのではないでしょうか。

溺愛されると安心できる。恋愛以外も楽しめる自分になれるのがメリット

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愛されているのかいないのか、よくわからないままに恋愛をしていると、日々の生活の中でも不安を感じたり、モヤモヤして考え事をしたりする時間が長くなります。
 
「この人から100%の愛情を注がれている」と確信できる状態になるだけで、そういった無駄な時間がなくなります。
 
安心感のある恋愛をすることで、恋愛以外に割く時間や労力を増やすことができるのです。
 
恋愛に限らずそうかと思いますが、「いつでも自分の味方でいてくれる人がいる」安心感は、あなたにとってお守りになります。
 
何か行動を起こすときに、一歩踏み出す勇気をもらえたり、悲しいことがあったときにも支えになったりするはずです。
 
実際私も、全力で愛情表現をしてくれる人と付き合っていたときは、「もう、鬱陶しいな」と思うこともあれど、彼のおかげで仕事や趣味にパワーを全振りすることができていたのかな、と思います。
 
ちょっとむちゃなワガママや甘えも、「溺愛されている」と思うからこそできる贅沢なこと。それによりメンタルが安定するのは本当にありがたいことですよね。

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溺愛してくれない人と付き合っていると、自信が削り取られていく

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私自身も、不安を抱えながら交際した経験はありますが、前述のように要らぬ心配が脳内を占拠してしまう、ということのほかにも、デメリットがありました。
 
「愛されていないかも」と思いながら恋愛をしていると、毎日ちょっとずつ、自信が削り取られていくのです。
 
「私は愛される価値がないのかもしれない」「魅力的じゃないから愛されないのかもしれない」「この先相手を変えたとしても誰からも愛されないのかもしれない」・・・。
 
そんな風に、知らず知らずのうちに、自信は減っていきます。
 
逆に、溺愛してくれる人と付き合って、毎日「鬱陶しいくらい」に愛を感じていたら、「私は愛されて当然の存在なんだ」「私はこんなに愛されるくらい魅力的なんだ」と、潜在的に自信を積み上げていくことができるのです。
 
これが毎日、何か月も、あるいは何年も続くと考えると、あなた自身にもたらされる効果の差は明らかですよね。

「好きな人」vs「好きになってくれた人」。溺愛してくれる人を選んだ方が幸せ?

「魅力的だけど、何を考えているかわからない人」と「"そこそこ"だけど、私のことが大好きだとわかる人」。あなたは、どちらが良いと思いますか?
 
考え方は人それぞれだと思いますが、一般的には、恋愛で疲れやすい女性は「"そこそこ"だけど、自分をすごく好きだとわかる」人を選ぶ方が幸せになれると思います(私が今選ぶなら、絶対「好きになってくれる人」です!)。
 
どんなときでも愛してもらえる、という安心感は、恋に疲れた女性をリラックスさせ、素の状態にさせます。いつもドキドキして、緊張していたい! という人は少数ではないでしょうか。
 
結婚も視野に入れるのならばなおさら、自分のダメな面や素の表情を見せても愛してくれる人を選ぶ方がいいですよね。
 
ただし、ジェットコースターのような恋愛が好きで、あえて男性に振り回されてハラハラしていたい! という強者は、「自分が好きな人」を選ぶべきでしょう。
 
というより、そのくらいの覚悟がないと、「好きな人」を選ぶべきではありません。
 
波乱万丈であっても、「好きな人を振り向かせる」ということに人生を捧げるのも、やりがいがあって素敵だと思います。

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溺愛してくれる人をパートナーに選ぶのも、ひとつの幸せだから

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「私のことが大好きな人と付き合いたい」
「連絡をマメにくれる人がいい」
「いつも一緒にいてくれて、不安にさせない人がいい」

こんな願望は、子どもっぽいとか、依存体質などと揶揄されることもあります。
 
しかし、そんな風に批判してくる人が、あなたのことを幸せにしてくれるわけではありません。
 
その人の言いたいことは、「自分の幸せは他人に求めずに、自分で作れ」だと思います。
 
自分の幸せを自分で作るために、溺愛してくれるパートナーを選ぶことだって、あなたの人生の選択です。
 
そして、前述の通り、恋愛で安心感を得ると、恋愛以外のことに集中できる時間やエネルギーが出てきます。
 
自分の人生を最高に幸せなものにするために、自分にとって最良な選択をできる人、そういう人を「自立した大人」というのではないでしょうか。

著者プロフィール

E子

婚活を続けるうちにいつしか婚活が趣味となり結婚できなくなってしまった30代独女ツイッタラー。いよいよおかしくなりつつある恋愛観が、独身女性の共感を呼んだり呼ばなかったり。好きな食べ物はダントツで納豆。

※2021年2月16日おうね。にて公開

 

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