本命彼に追われる"女神女子"の「自信の取り外し」論。だって、自信は便利なアクセサリーだから

自信がないことで悩んだ経験はありますか？

自信がないと、例えば好きな人にアプローチできないとか、自分らしくいられないとか、私は愛されないとか、ネガティブな感情になってしまうのよね。それは確かに悩む。

私自身はこの相談をいただくたびに、自分にも問うんです。

「私は自信が、あるのか？」と。

でもね、いつも答えは同じ。「自信あるかないかなんて、よくわかんないんな」。なぜなら、気にしていないから。

自信との上手な付き合い方がわかると、本命の彼からも溺愛されますよ。

私にとって"自信"というのは、アクセサリーのようなものなんですよね。「つけ外しできて便利！」という感じ。

"自信"というアクセサリーをつけるときもあれば、あえてつけないときもあって、突然なくすときもある。必要を感じるときもあれば、邪魔だなあと取り外すときもある。

私にとって自信は「自分そのものに備わっているもの（備えるもの）というより、とったりつけたりするアイテムじゃない？ 最悪、なくてもいい」。そんな位置付け。

じゃあどうして、多くの人は「自信を持っている方がいい！」と感じるのか。それは

・自信というアクセサリーをつけている女性がとても魅力的に見えるし、何か自分にはないものを持っているように見えるから
・一方で、「自分は何も身につけてなくて貧相だ・・・！」なんて思うと、「私には何かが足りない・・・！」と欠乏感を抱いてしまうから

でもさあ、所詮はアクセサリーなんだよ。パンティじゃないの。絶対必要で、それがないと私は人前には出られない！ 恋愛ができない！ なんて思わないでほしい。

「私、あのアクセサリーを持ってない！」と発狂しなくていい。それより、今自分が持っているアクセサリー＝あなたらしい良さに注目してほしい。

気合い入れてアクセサリー収集に勤しまなくても大丈夫だから。

とはいえ、自信をアクセサリー感覚にするとして、どうやって手に入れて、どうつければいいんですか？ とも思うよね。

私が考える「自信＝アクセサリー論」を展開していきますね。

"自信"というアクセサリーは、まずは表面的で良くて、練習すれば誰でも身につけられます。

例えば

・姿勢を良くする
・目を見て話す
・ときには真顔で見つめる
・声のトーンを落とす
・そわそわした体の動きを減らす

など

これだけで、堂々とした立ち居振る舞いになって、自信のある人に見られます。そして恋愛でいえば、男性から見て「対等に話せる人」になる。

舐められないように、とまるで「上から目線」のような威圧感は与えなくていいの。「同じ目線で話しましょう」でいい。

威圧感を感じさせずに堂々としていると、感じはいいままだし、男性から舐められないし、（男性の）追いかけたい「狩人精神」も損なわない。

言うなれば、ギラギラしたでっかいジュエリーじゃなく、程よくきらめいた品のいいアクセサリーをつけているようなイメージ。

アナウンサーを見ていると、自信を醸し出す塩梅がうまいなあと思う。

品のいいアクセサリーの身につけ方を覚えたら最強。TPOを選ばず、どこにでもつけていけますから。

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恋愛になるとことさら、自信を持っていることが重要なように感じる人が多いのよね。

いつも自信満々で、自分の手に入れたいものを好きなように手に入れていて、そこらの女性と違う人が、より良い男と付き合って、結婚しているじゃないかと。

でもね！ ここが落とし穴なんですよ。ぶっちゃけ男の人って、女の人の自信の有無なんてまるで気にしていないです。

男性からは「なんでもできる女の子が好き」より、「なんにもできない子いいよね。俺がいろいろやってあげたくなっちゃう」の方を多く聞く。

正直、男ウケでいえば、ツヨツヨ系女子より、自信が全面に出ていないふんわり系女子の方がまだまだ人気です。

ところが、なんでも持っていそうなスーパーウーマンの旦那さんは、「彼女、天然なんですよ。抜けたところがかわいくて」なんて愛でていたりする。

ツヨツヨ系・ふんわり系に限らず、自信の"外し方"も知っている人が、自分らしく魅力的だったりするのよね。

とはいえ注意しておきたいのは、自信がないように見える女子には、変な男が寄ってくることも多いです。

オレ様・モラハラ・カラダ目当てみたいな人が。

なんでかって「あ、この子のことオレの好きなようにできそう」と思われるから。

そしてなんやかんや、恋愛では「追いたい」と思っていることが多い男性は、女性があまりに下手に出ると、「俺が追うレベルの女性じゃないってことか」と瞬時に判断し、恋愛対象から外すことも。無意識レベルですけどね。

だから、簡単にいえば、舐められないために、"自信"というアクセサリーを男性の前でつけておくのは、結構大事だということです。

でも、親密になったときには、ふとそのアクセサリーを外して素を見せると、男性は「俺がこの子を守らなきゃ・・・」とグッときちゃうんだよね。

とはいっても、好きな人の前で自信をなくすことだって、もちろんあるでしょう。

「私とのデートなんかで楽しんでくれるわけない」
「かわいくない私のこと、彼は好いてくれないよ」
「人として魅力がないから振り向いてもらえないんだ」

みたいな、ネガティブモードになったことはありませんか。

それだと、あなたに自信がないことで相手がどうこうというより、「あなた自身が辛いでしょ・・・？」って私は思っちゃう。

恋愛って自分が楽しむのが一番だと思うのね。好き！ 話せた！ カッコいい！ 幸せ！ って思えるから恋してるわけで。それってめっちゃハッピーなことじゃん。

彼にどう思われるか、という評価を気にするよりも「私、あなたと話せてただただ楽しいわ」という、自分の気持ちに注目したほうがいい。

そして、「好きだからあなたのこと知りたいんだよね」って、相手に対する探究心をメラメラさせたほうが、あなたも彼も楽しい。

「どう思われるか自信がない」と気にしてばかりだったら、この「恋する初心」に立ち返ってみて。

相手にどう思われているかなんて関係なく、胸が高なってワクワクしていたでしょう！

私はいろんな人にこのアドバイスをするんだけど、みんな「そうだ・・・私が楽しまないでどうする！」とハッとする。

それからは、恋していることが楽しくなって、自然とハッピーモードになって、「彼のテンションが前より上がりました！」とか「流れでデートに行けることに！」とポジティブ報告をたくさん受けるの。

そりゃそうよ、恋してる女はかわいいし、いいエネルギーに包まれるからね。相手も心動かされちゃう。

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私は多分、はたから見たら、自信満々で歩いているように見えると思う。

Twitterの発信も、さも自信がある女に見えているかもしれない。

この流れから、「『でも実は、私、自信がないんですよね』って、エマちゃん言うのかな？」と想像した人がいるかもしれないね。

でもね、「自信がない」と確信を持って言うのは、違和感があるんです。

じゃあ、どんな表現がしっくりくるか。「自信を持っているかどうかを、まるで気にしていない」が正確かな。

自分に自信があるかは、わりとどうでもいいんです。でも、等身大であることは意識しています。

自分に対して、過大評価もしなければ、過小評価もしない。そして何より大事なのは、「評価もしない」ってこと。

だから「私ってこの部分いいよね！」って思う部分もあれば、「私ってここがダメダメなのよ・・・」って思うこともある。

「あ、それについては、特に何も考えてませんでした」ってこともあるし、いろいろな気持ちと考え方を持って、毎日をゆるっと過ごしている。

「私、素直になれてるなあ」って思えているときこそ、本当の意味で「自分に自信がある状態」だと思う。

アクセサリーをたくさん手に入れたわけじゃないし、華やかには見えないかもしれない。

でも、何もつけていない、かろやかな自分のことを、晴れ晴れしく思える----そんな女が一番輝いてるからね。

著者プロフィール

エマちゃん

独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命～運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』（大和書房）を刊行。

※2021年4月19日おうね。にて公開

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