恋愛が怖くなった貴方へ。「きっとまた上手くいかないはず」と過去を再現するのをやめてみよう。貴方は幸せになる存在なのだから

文:神崎メリ

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[目次]

恋愛が怖い、恋愛の仕方を忘れた・・・と感じている方たちに向けて、傷ついた過去から抜け出して恋に前向きになる方法をお伝えします。肩の力を抜いて、焦ることなくもう一度恋に向き合えるように、という願いを込めてコラムをお届けします。

恋愛するのが怖いのは過去に縛られているから

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恋することができない、恋愛するのが怖い、相手の長所より短所ばかり見てしまう。こんな貴女はきっと慎重で繊細な感性の持ち主なのだと思います。
 
もう同じ過ちをおかしたくない思いが強く、無意識のうちに過去の失敗を思い返してしまう。
 
しかも頭の中でそのときの感情を何度も再現し、同化してしまう。
 
「信じられない裏切り方をした、あの元彼が許せない・・・」
「音信不通で終わる辛い恋なんて二度としたくない」
 
すると恋愛対象を目の前にしたときにも、その再現は始まります。
 
「いい感じの人に見えるけど、裏切らないって確証ある?」
「元彼も最初はいい人だったよね」
「また音信不通にされたら?」
「私って恋愛で幸せになれるタイプじゃないんだよ、夢見んなって!」
 
心の奥での結論「恋して傷つくのが怖いから、この人を好きにならないようにしよう」
貴女の結論「なんかいい人だけど、気配りがイマイチ! う〜ん・・・好きになるとかないわ」
 
貴女が過去の失敗に縛られているうちは、恐怖心や猜疑心から(無意識のうちに)恋しない決断が下され、相手のいいところが見えてこないのです。

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恋に落ちにくくなる原因は、「好意のブロック」。辛い経験が、恋心にストップをかける

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「もう無駄な恋愛してる年齢でもないんだよね! 結婚するのにいい人じゃなきゃ!」
 
年々焦りが出てきて、「次こそは結婚!」と意気込んでしまう方もいます。
 
男性を見る目が自然と厳しくなってしまい、「本当・・・ロクな人いないんだけど!」「はぁ、幼稚な男性が多い・・・」とガッカリすることばかり! そんなお悩み相談を受けることもあります。

これは婚活を意識する女性が陥りやすい罠です。
 
感受性が豊かな頃は、割と簡単にキュン(恋)することができた方も多いかもしれません。
 
しかし失恋や裏切りを幾度も経験した結果、「もう簡単に信用しない」といった猜疑心が芽生えてしまうことも。
 
そうすると相手に好意を芽生えさせること自体を、無意識にブロックしてしまうようになるのです。
 
これが大人の女性が恋に落ちにくくなってしまう流れ。
 
「でも結婚って恋愛感情よりも条件じゃないですか?」
 
私は何度もこう聞かれたことがあります。でも、本当にそうでしょうか?
 
いまこれを読んでくださっている貴女が、心の底から結婚に恋愛感情は不要と思っているのであれば、そもそも恋をできない苦しみなど微塵も感じないのではないでしょうか(むしろ足枷です)。
 
心のどこかで、たったひとりの男性と愛情や絆で結ばれたいと願っているからこそ、恋できない自分にモヤモヤを感じたり、打算婚には振り切れない・・・。
 
これは貴女の中にあるピュアな部分が「人を信じたい」「愛されたい」と必死に抵抗をしている証拠なのです。

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恋愛で傷ついた過去があっても貴女の価値は変わらない

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私自身も失恋や離婚を経験してきました。
 
「私って幸せになれないタイプなんだよ」と自分に言い聞かせている部分がありました。 
私の両親は離婚しています。
 
それもあって、「恋愛や結婚で幸せになれない家系なんだよ!」とも言い聞かせたこともありました。
 
幸せになれない言い訳をして、傷ついた心を必死に守ろうとしていたのです。
 
それでも「やっぱり幸せになりたい!」という心の叫びは、聞こえてくるものなのですよね・・・。
 
自分の本心と正面から向き合った結果、幸せになるために、男性心理を学び「メス力」を高めてきました。
 
何より大切だったのは、過去を糧として消化(昇華)する道を選んだこと。
 
振り返れば、生い立ちや失敗に引きずられて生きてきた。未来に目を向ければ「また失敗するかも」「どうせ私なんて」と不安しかない。
 
そうしてオドオドとした姿勢で生きているものだから、何もかもが自分を脅かす存在に見えてしまうし、幸せになる自信なんて持てやしませんでした。
 
いま、この記事を読んでくださっている貴女にお伝えしたい。
 
どんな過去や失敗があったとしても、貴女が幸せになれない理由にはならない。あなたは幸せになってもいい存在なのです。

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いまを楽しんでリラックスすると、恋は舞い降りてくる

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人間を不安にさせているのは、過去ではなく、過去の失敗を再現し同化する習慣。
(「どうせまた上手くいかないだろう」と思ってしまう状態)。
 
これに気がついてから私は、自分が過去の失敗を再現し始めたと気づいたらストップします。そして、いま目の前にあること、目の前のするべきことに集中する習慣に変えてきました。
 
不思議なことに目の前のことに集中すると、「私なんて」「自信がないし〜」と後ろ向きになる隙がありません。

私も悩み事のほとんどが、過去の再現と同化から生まれていたのだなと実感することがありました。
 
昔の私は、仕事中でも、友人とランチ中でも、デート中でさえ、過去に起こった嫌な記憶を再現し同化していました。
 
(そういえば、彼のあの発言どういう意味だったの?)
(あ〜、あの先輩本当ムカつく! 私って舐められやすいからあんなこと言われるのかな・・・?)などなど。
 
そんなことをしているうちは、友人の何気ない一言に対しても、(舐められてる?)と疑心暗鬼になったり、デート相手の笑顔が嘘なんじゃないかと思ったり・・・その時間を純粋に楽しめていなかったと思います。
 
漠然とした不安から抜け出したくて、過去の再現をストップし、仕事に集中したり、一緒にいる相手との会話に集中したりするよう、意識を切り替えました。
 
モヤモヤしだしたら、顔をあげて青空を眺め、風を感じてみたり・・・。
 
その瞬間、自分の妄想が生み出した不安はスッと消えていき、「そんなに焦らなくてもいいいじゃない!」と肩の力が抜けていったのです。
 
こうして、目の前のことに集中すると、やたらと人を疑ったりすることもなくなり、恋愛や人間関係で悩むことが減っていったのです。
 
(ほとんどの悩みが、相手にどう思われているかという不安から生まれていたのですね)
 
自信は身につけていくものでもありますが、いまの自分を愛しむあり方そのものなんです。
  
なかなか恋愛感情を持てない自分を責める必要はありません。無理に恋しようともがく必要もありません。
 
まずは、いまこの瞬間の人生を楽しむことで肩の力を抜いていきましょう。心がリラックスした瞬間に、恋はスッと舞い降りてきます。
 
だから焦らなくてもいいのです。いまを楽しむことに意識を向けていきましょう。

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著者プロフィール

神崎メリ

恋愛コラムニスト。1980年生まれ。ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。自身の離婚、再婚、出産という経験をもとに「男心に寄り添いながらも、媚びずに女性として凛と生きる力」を「メス力(りょく)」と名付け、SNSやブログで提唱している。現在著書累計20万部。

※2021年3月3日おうね。にて公開

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