恋愛経験の少なさは、本当は武器。「うぶ♡」の魅力で本命になれる3つの方法

私からしたら「恋愛に自信がないって超かわいくて、むしろキュンポイントなんだけどな・・・」って思うのよ。

だからこそ、あざとい人はいつの時代も「清純派」を演じるわけじゃない？ めちゃくちゃテクニシャンなのに、ウケがいいから"うぶな女"を演じるのよ？

すでにみんなが持っている自信のなさや恋愛経験のなさを、玄人たちは必死に作って、相手を惑わすわけ！ 矛盾〜（笑）！

自信のない人に「大丈夫だよ！ 自信持って！」なんていう言葉がまるで役に立たないのを私は知っているので、今回はエマちゃん流に励ましていくから。

「恋愛経験がないあなただからこそ、強みになるポイントがある！ 知っておいてね！」と。

ということで本題。恋愛経験がないからこそ持っているあなたの武器、私が教えます。「弱点＝武器」と捉えてください。

ちょっと話しただけで汗ばんでいたり、うまく話せずしどろもどろだったり、自分からまったく話題を作れなそうだったり・・・。

そこですでに「恋愛経験少ないんだろうな」ってバレてます。

それが恥ずかしいのよね？ でもね、私からすると、恋愛経験がない人のそのかわいさったらありません。

女性の私がこうよ？ 男性だったらさらにかわいく思っちゃうと思う。

自信がなさそうでしどろもどろしてる女性がいたら、「俺が何とかしてあげよう」って思います。だから、あなたのその焦りや恥ずかしさ、照れは漏れ出ちゃってOK！

だからこそ知っておいてほしいことが2つあります。

1つ目は、照れや恥ずかしさをごまかさないこと。

照れや恥ずかしさをごまかすために、例えば「○○ちゃんってかわいいよね」と言われたときに、「は？ 何言ってんの？」「ぎゃはは！ ウケる〜！」と照れ隠しに、サバサバした人を演じていませんか？

さも動揺してないかのように、さもうれしいわけじゃないかのように、振る舞ってませんか？ もしくは「本当はそんなこと思ってないくせに。何を求めてるんだ私に」とひねくれたり。

はいはい、かわいくない！人の言葉を疑わないでいいです。褒め言葉をストレートに受け取ったところで、あなたから減るものは1つもありません。

むしろ、ひねくれて失うものの多さよ。うれしい言葉はすべて真に受けてください。男性は別に悪い人じゃありません。

そして、照れも隠さないでいいです。真に受けてガッツリ照れてください。大事なことだから、もう一度言います。真に受けてガッツリ照れてください。本当のあなたはかわいいんだから。

だってあなたも大好きなはず。好きな人が「カッコいいね」と言われて照れていたらどう？ かわいくない？ 愛しくない？

自信満々じゃないホロッとした部分って、人類皆大好き。

逆に褒めた後、無表情でムッとしてたり、「そんなことないよ。だってさ・・・」なんてめちゃくちゃネガティブだったりしたらどうでしょう。言った方も「あれ？ 間違えた？」と不安になってしまうかもしれません。

「自信がない」と「ネガティブ」は別ものだと引き離して考えましょう。

自信がないことはかわいい。ネガティブは面倒くさい。これを頭にインプットしてください。

2つ目は相手からの提案を断らないこと。

あなたに恋愛経験がないことや、自信がないことを察した場合、好きな人が「こうしてみたら？」と提案してくるとします。

例えば「髪色明るくしてみたら？」とか「手繋いでみる？」みたいな提案。「この子のためになるアドバイスを贈ろう」とか「自分がリードしてあげよう」という意図での愛ある提案です。断っていませんか？

経験を積んでこなかった人はとても慎重なんですよね。「自分でじっくり考えてからことを進めたい」という。でもこれは、裏を返せば「石橋を叩かないと進めない」ということ。

ヘイヘイヘイ！ その慎重さが、今までのあなたの歩みを遅くしてきたんじゃないの？

そして、結局のところ、自分でじっくり考えて得た答えが"イマイチ"だったから、今自分が理想とする状況じゃないのでは？

人からの突然の提案、乗ってください。「今日この後、飲みにいかない？」みたいに、スピーディーに展開される出来事も、事実と経験を作っていくものなの。

自分でじっくり考えて石橋を叩く時期は終了です。

人の提案（アドバイス）に乗ってみる。

人のスピード感に合わせてみる。

これがあなたの恋愛を加速させてくれます。だからこのコラムも、とにかく有無を言わずに即実践してみてほしいの。

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男心を理解しようと、いろいろな勉強をしてきたかもしれません。恋愛本を出版している私が、ここでびっくりすることを言います。「その知識、一旦すべて忘れましょう」。

男性を知らないのはいいことです。なぜなら白紙だからです。ゴチャゴチャと書き込まれたノートには余白がなく、新たに書き込むことができません。

中には不要なメモもあることでしょう。余計なメモがたくさん書かれたノートでは、大事なことを見落とします。

ここで大事なこととは何でしょう。それは「相手が、本当に求めていることを知ること」です。

好きな人と対面したとき、必要なことは？ 「自分しか知らない、その人に関する知識（オリジナリティのある知識）を増やしていくこと」です。

例えば、よくある「好きな下着の色ランキング」を参考にして「男の人って黒い下着が好きなんでしょう」なんてわかったフリをするより、目の前の彼に「あなたは何色が好き？ どんなデザインが好き？」と聞いた方が200倍いいに決まってるの。

返ってきた言葉が、例えば「スポーツタイプの下着が燃える・・・グレーのスポブラがいい」なんてマニアックな答えだとしたら、超ラッキー。

その人の本当に求めている答えを知れちゃったんだから。そうなったらまさに前述の「好きな下着の色ランキング」の知識は無駄じゃないですか。

頭でっかちってそういうこと。目の前の相手を知らずに、知らないところから引っ張り出してきた知識や、自分の中の「彼はこうに違いない」という"妄想"で勝負するのは、失敗の元。

自分に置き換えたらよくわかると思うよ。試しに「女性が喜ぶプレゼントTOP10」って検索してみて。その1位はほんとにあなたの欲しいものか？ って。見当ハズレなものも多いはず。

コンサル系の人がよく言うことがあります。「中途半端に知識と経験を溜め込んだ人よりも、バカ素直に『言われたことやります！』っていう人の方がビジネスでも伸びていく」って。

私はこれを聞く度に、恋愛にも置き換えられるなと感じていました。

経験なんて真っ白でいいの。代わりに「聞く」とか「試してみる」っていうことを恐れずにやらないと。

好きな人についてわからないことがあったら聞く。これ喜んでくれるかな？ これは嫌がられるかな？ っていうことを、まずは試してみる。

これは素人・玄人関係なく、私自身も常に大事にしていることです。

例えば私は、好きな人に突然電話をしてみることがあります。人によっては電話が超苦手そうで、一刻も早く終わらせたそうな人もいる。

でも、人によっては一回の電話で3時間くらい話し込んでしまうような、電話好きな人もいます。

または、電話が苦手そうだったのに、話してみると盛り上がることがわかり、電話を好きになってくれた人もいます。

これはもう、やってみなきゃわからないことですよね。人それぞれだから。だから例えば「男性はLINEが苦手！ 電話で話そう！」みたいなアドバイスは、まるで見当違いなわけです。

「男性」のことは知らなくていい。大事なのは目の前の「その人」を知ることだから。

好きになって必死になってしまうことがよくない、と考える恋愛初心者さんは多い。

「好きバレしないようにアプローチするにはどうしたらいいですか」とか「追わせるにはどうしたらいいですか」という質問もよくいただく。

なぜそんなに「相手の"好き"がとにかく欲しい」と欲張るのでしょう。それは自信のなさっていうか、ズルさだと私は思うよ。

まずは「私はあなたが好き！ あなたがいるだけで幸せ！」って単純に思ってほしい。噛み締めてほしい。

恋愛は「惚れたもん負け」なんです。この片想いの段階で、勝負してはいけない。全面降参しながら好きでいたらいいの。その必死さと健気さが、勝率を数%でも上げてくれる。

傷つきたくない気持ちもよくわかる。でも、カッコつけて、あくまでも自分は傷つかない範囲で、労力も手間もかけない範囲で、人から好かれようとするのは、ズルいことでもあるよね。

誰かを好きになるのって「自分から好きになる」「相手から好意を感じていいかもと好きになる」の2パターンなわけです。

特に、相手から好意を感じて好きになるパターンの方が、恋愛の始まりは多いです。

そう考えると、好きになった相手に自分のことも好きになってもらうには、好意を伝える必要があるんだよね。

だから、好きはバレてなんぼです。ただね、好きバレして失敗した経験があるから、好きバレしないように・・・と思う気持ちも理解できます。

ここで、好きバレしてうまくいかなかった理由を考えてみましょう。相手がシンプルに「この人の"好き"は重いな」と受け取ったからです。

相手の「重い」という感情を、具体的に分解してみると「見返りを求めていると感じる」「繊細そうですぐ傷つきそう」「要求が急だし、労力がかかるな」など。

こう感じると、確かにサッと距離を取るのも無理はないわね・・・。

だから前述した、「あなたがいるだけで幸せ！」って見返りを求めない気持ちや、「私なんて・・・」ってネガティブにならないことが大事になる。

好きバレはしていいんだけど、バラの花100本で表すような好意をぶつけるのはまた違うわけ。そうじゃなく、お花は1本1本丁寧に渡す。

例えば、デートに誘うとしたら、「ディズニーランドに行きません？」がバラ100本だとしたら、仕事終わりに「お腹空いたんでラーメン食べに行きません？」がバラ1本。

自信がないと、この1本を渡すのにも勇気が必要よね。できないと感じる人も多いと思う。だけども、何かアプローチをしなきゃ！ と思って、溜めに溜めた勇気でいきなりバラ100本を渡すのは重いの。

ちゃうちゃう！ 好意を伝えていくって、そんなでっかいことじゃない！ と。

念入りに準備してがんばりたくなるんだけど、相手に受け取ってもらうには難しかったり、「断られたから一巻の終わりだ・・・」と絶望したりして、やっぱり重いんだよね。

まずはお花を受け取ってもらうことに慣れてもらわないと。

だから「ご飯行こう」って気軽に言う方がいいし、「電話していい？」って気軽に聞く方がいいし、「はい、これコーヒー」って気軽にプレゼントをあげたらいい。

その「気軽な好きバレ」をするように、必死になってほしい。その健気さは愛。

恋愛経験がない人の中には、いざ本命の人や落としたい人を目の前にすると、さも恋愛経験を積んできて、相手の心も理解してまっせ！ みたいな知ったか顔で臨んでくる人、少なくないじゃない！

「これが正解だよね？ わかってるよ私（俺）」みたいな。私もそういうアプローチをされて、がっくしきた経験が何度もある。

不器用くんには不器用くんのよさと、かわいげがあって、それにキュンとくるのに・・・って。

それで自信のなさや、恋愛経験のなさをカバーしようとしてるのかもしれないね。 でも自分に素直じゃなくて、見栄っ張りで、ドヤ顔で、知ったかして、テクニックは豊富な人って、あなたが相手だったら好きになるかな？

もっと素直になって、等身大になって、それから思いやりを示しあって、相手のことを1つずつ知っていって、自信じゃなく、学びを得るの。それが好きな人の本命になれる一番の近道って思います。

恋愛で幸せになるのに、経験の多い少ないは関係ないんです。幸せになるチャンスは、人類皆平等にあります。特権じゃないのが愛のいいところだから♡

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自信がない、経験がない、だからこそめちゃくちゃ武器になることってたくさんあるの。

今自分が持っている武器を持って、戦う。その潔さと必死さに、人は心を打たれるもんじゃないの。

ガールズグループ「NiziU」がみんな最初から完璧な女の子だったら、こんなに応援されるグループにならなかった。Nizi projectが人をあんなに夢中にさせる番組にはならなかった。

だからあなたもその「うぶ♡」なところ、愛してあげて。愛されるところなんだから。

著者プロフィール

エマちゃん

独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命～運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』（大和書房）を刊行。

※2021年3月26日おうね。にて公開

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