「本命力」を上げるコミュニケーションは4つだけ。片想いから本命になる女は「カレ研究」をしている

文:エマちゃん

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[目次]

好きな人の本命になりたい。そんなとき、「本命力」を上げるアプローチ方法があります。

私の場合は、自分から好きになることも多く、必ずしも相手が私に惚れている状態でアプローチを始めるとは限りません。相手が惚れてくれていたら、話は早いですけどね。勝手に本命になれます。

でも、今回は本命になるのが難しそうな、ハードルが高い人を想定してお話ししていきます。

例えば、まだあなたに恋愛感情を持っていない相手や、とてもモテる相手など・・・。
 
本命にのし上がるポイントを伝授するので、実践してもらえたらうれしいです。

好きな人の絶対的存在になるためにする、本命アプローチを4つ伝授します

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私は好きな人ができると、彼の新しい一面を知りたくなります。もっと言うと、恋人バージョンの彼を知りたいと思う。

だから彼にとっての絶対的存在、つまり「本命」になりたいんですよね。そのために私はたくさんの「本命アプローチ」をしています。
 
それがこの4つ。
1.会いたいと思われるために、彼にとってメリットのある相手でいる
2.「カレ研究」をはじめよう。「認める女」が本命になる
3.「求める」のは1つずつ。コツコツ増やすのがポイント
4.自分から「好き」をたくさん表現して、彼をリードする

実際、私が過去に付き合ってきた人たちを知る友達から、
 
「なんでエマちゃんと付き合う男はみんなベタ惚れになっていくんだろうね」
「あの冷たい感じの、ロボットみたいな人が、あんなデロデロになるとは思わなかった」と言われたり、
 
付き合っているお相手からも「恋人の前でこんな姿を見せたことはないし、こんなラブラブになったことはない・・・」ともよく言われます。

正直、「またか♡」と思っています。

本命力1.会いたいと思われるために、彼にとってメリットのある相手でいる

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「会いたいから会う」は関係が深くなってから

「彼があなたと会う理由は何ですか」と聞かれたとき、即答できますか?
 
「会いたいから会う」というのは、関係が深くなっているからこそ成り立つ理由であって、そこまでいったらもう本命なんですよね。
 
まだそんな関係にもなっていないのに、彼があなたと会う理由とは何でしょう。それは「彼女と会うことが自分のためになる」と感じたときです。
 
つまり「(彼にとって)メリットのある相手」と認定されたときです。
 
もっと会いたいと思われるためには、どんなメリットが必要となるでしょうか。

彼が会いたいと思えるメリットを提供する

「かわいいから、見てるだけでドキドキする」「話していて楽しい」「自分の仕事のヒントになるような刺激がある」「(自分は)異性慣れしてないけどこの子となら楽しく話せる」「たくさん褒めてくれるから、会うと元気になる」「セックスが最高・・・」
 
などが例として挙げられますね。
 
このメリットをとにかく提供するんです。

「自分のことを好きな女の子」というだけでも、彼の中であなたは少し特別になりますが、それに加えこのメリットが多くなるほど、あなたは彼にとって「自分から(誘ってでも)会いたい子」になります。
 
どハマりしてもらうには、リピートされなければ意味がありません。「この子ともっと会いたい」が続いて、唯一無二の大本命に昇格していくわけです。
 
メリットを提示するのは最初が肝心でもありますが、関係を重ねてからだとメリットをさらに与えることができます。

次のポイントにも共通するので、続けて読んでみてください。

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本命力2.「カレ研究」をはじめよう。「認める女」が本命になる

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彼のことを認めてあげた方が好かれやすい

人は好きな相手に対して、自分のことをアピールしたがる傾向があります。
 
「私にはこんな魅力があるんだよ!」というように・・・。だから相手に尽くしたり、いい子ちゃんでいようとしちゃうんだけど、それ、私からしたらいらない。
 
多くの男性は「認められたい」という欲求を強く持っていると思います。

認めるより、認められたいんです。だから、こちらが認めてもらおうとがんばるより、認めてあげた方が好かれます。

そのためにも彼のことをよく研究しましょう。
 
例えば褒め言葉1つとっても、人によっては「カッコいい!」よりも「仕事できるね」を喜びます。「すごいよね!」より「どうしようもないわね(笑)」と言われたがる人もいます。
 
どんな言葉が彼に刺さるのか、周りの人と接しているときの彼を見たり、自分からいろいろな言葉を投げかけてみて反応を見るのです。

彼が饒舌になる話でおしゃべりをする

どんな話を振ると楽しそうに話してくれるか、ということも探りましょう。趣味の話をした方が饒舌になるのか、仕事の話をした方が饒舌になるのか。
 
例えば、映画が好きそうだけど、洋画より邦画が好きそうな彼だと、「それなら私も邦画ネタをたくさん用意しよう」と、工夫できますよね。
 
彼が楽しそうに話すことに対して「深く考えてるね」「知らないことを知れてうれしい」「その話もっと聞きたい」という言葉を添えれば、それだけで彼はおしゃべりが楽しくなります。

おしゃべりが楽しくなれば、会うことも楽しい。これは彼との関係を深めれば深めるほど、得意になっていくものです。彼のことを、とことん研究しましょう。

本命力3.「求める」のは1つずつ。コツコツ増やすのがポイント

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相手への期待がすぎると、本命から遠ざかる

関係がいい感じに進んでいたのに、時が経てば経つほど本命から遠ざかっていく女性がいます。その原因第1位(エマちゃん調べ)が「相手への期待が過ぎること」です。
 
好きな人とおしゃべりできただけでもうれしかったあの頃はどこへやら・・・すぐに多くを求めるようになると大変。
 
「付き合ったんだから毎日LINEしようねー!」「今月の予定、早く教えて」「私のこと、友人に紹介してよ」など、自分の中の「恋人ならこうしてくれて当たり前」を押し付けちゃうんですよね。
 
その気持ちは私にもわかる。早く仲良くなりたいし、もっと親密な関係になりたいって思うよね。でも、そのペースって人それぞれなのよ・・・。
 
恋人へ求める価値観が合う人は相性もいいけど、好きになった人が必ずしも自分と同じ考えを持っているとは限らないよね。
 
私自身も、ことがいい感じに運んでいると、つい「私と同じくらい、いや、それを超えるくらいには愛してきてよな?」と思ってしまいます(笑)。
 
私は好きだしその気持ちを伝えているのに、一方で相手の熱意が感じられずに、もやもやした経験は過去にありました。私のこと好きだったらそんな態度見せないよね! と怒り狂っていたことも。

でも、よくよく話してみると、相手から「エマちゃんがそんな真剣に考えてるとは思わなかった」と言われたり、「そもそも熱しにくい。でも火がついたら冷めにくい」という自分の性質がわかったりすることもありました。

自分も言葉足らずだったり、もうちょっと時間をかければいいものだったんですよね。
 
自分の期待値ばかり上げて、それが叶わないと勝手に落胆して諦めるのは、わがままですよね。

相手のことをまだろくに知らずに「この人はこうに違いない」と結論を出すなんて、時期尚早だったな、と反省しました。
 
自分のことを知ってもらうためにも、彼のことを知るためにも、知り合って3ヶ月くらいは、お互いのペースを探って合わせて、好きになってもらう時期だと思いましょう。自分の理想像を押し付けてはいけません。

相手に求めることは1つずつ増やしていく

最初はLINEの頻度が少ないと感じていても、質問したら返ってくればいいなーと思えばいいし、会えば毎回セックスしてるなあと気づいても、それでも会えるからうれしいなーと思えばいい。
 
3ヶ月も経ってきたら、少しずつわがままを言ったらいいんです。自分の中にある「当たり前」を示して相手の反応を見るのは、このくらいの時期からでOK。
 
1を許したら10求めてくるような女性に、男性は1をも惜しむようになります。10が欲しいなら、1、2、3・・・と1つずつ、ゆっくり増やしていきましょう。
 
彼からの連絡がもっと欲しかったら、1日に1回LINEをしていたのに加え、1週間に1回電話を挟んでみるとか、徐々に増やしていくんです。

そうして10までコツコツと増やしていけば、あっさりと100を与えてくるのが男性の不思議なところ。焦らずペースを掴みながら、いい関係を築いていく女性は信頼されるし、関係も深まるよ。

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本命力4.自分から「好き」をたくさん表現して、彼をリードする

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相手も自分と同じことを思っている

相手に対して「もっと言葉にして好きって伝えてほしい」とか「レディーファーストして欲しい」と思ったことはある?
 
同じように相手も、あなたに対して「好き」って素直に言ってほしかったり、甘えてほしいなって思ったりしてるよ。
 
私も愛情表現が苦手な人にはたくさん出会ってきました。恥ずかしがり屋さんや、そもそもどうやって愛情表現をしたらいいかわからない人は多い。
 
だから私は向こうから言ってくれなくても、自分からは「好きだよ」と言うようにしてます。だってそう思ってるし、思っていて伝えないのはもったいないじゃん。

遠慮しているのは自分だけ。私たちがリードするところがあってもいい

まだ恋人ではない曖昧な関係の人にも、「◯◯君の声がとっても好き」とか言うようにして、「好き」をたくさん散りばめてる。
 
触れたいなって思ったら、頭でも腕でもおしりでも触っちゃう。彼が座っていたら、膝に座りにいったりする。"甘えにいく"ってことに関しては、やりたいことは全部やっちゃう。
 
私だってドキドキします。ちょっと恥ずかしいなあとか、引かれたら嫌だなあとか。
 
でも、そのときに思い出すの。「でも、甘えて引かれたことなんて一回もなくない? むしろ毎回喜ばれてない?」って。遠慮してるのは自分だけなんだよね。
 
だから、私は甘えるってことに関してはのびのびとしてる。ドラマで見た甘え方を実践してみてもいいし、甘え上手な女の子を想像したときに浮かぶ甘え方をやってみてもいい。
 
「カッコよくいなきゃ」ってプレッシャーがある男性は多いから、女の子の方からベタベタ、デレデレしないと男性は絶対に同じ位置まで来てくれない。

ほんとは同じように甘えたかったり、言葉を伝えたくてもね。だから、ここだけは私たちがリードするところだと思ってるよ。

「地道な女」が本命になる。コミュニケーションを重ねて関係性を深める

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好きになるとどうしても、「私のことを好きになってほしい! 選ばれたい! 認められたい!」って自分の思いばかりが先行して、相手のことが"見えなくなる"人もいるよね。
 
だから彼に求められてない"自分アピール"をしたり、求められてない尽くし方をしてうんざりされたり、彼にとって遠慮しなくていいところで、変に遠慮しちゃったり。彼のことが見えなくなってしまうの。
 
恋愛中のコミュニケーションは、家族や友達としているコミュニケーションと同じ。そのことを意識してほしいんだよね。
 
家族や友人とはいつもおしゃべりしてるから、相手のことをよく知ってるし、行動を共にすることが多いから相手のペースがわかるでしょう。やりとりを通して、お互いの関係性を深めてるよね。
 
それは恋愛も一緒。好きな者同士はスピード感も勢いもすごくて、いろいろなことをすっ飛ばして親密になるけど、結果的には信頼関係も、愛情も1つずつ深めていくカップルがうまくいってるんだよね。
 
憧れている素敵なものほど、すぐには手に入らないのが世の定理。
 
「素敵な関係」も一緒。本命になる女は「そこに魔法はなく、地道に作り上げてきたものだ」ということをよく知っているよ。

本命になる女ほど"地道な女"。それを忘れないでね。

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ボタン両想いは、片想いの10倍楽しみがある!

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狂おしいくらい好かれないと嫌!

ここまで「本命になること」に強くこだわるのには、理由があります。私、好きになった人には、狂おしいくらい好かれないと嫌なタイプなんですよね。
 
片想いとか絶対いや。だって片想いはつまんない!!
 
もちろん、誰かのことを好きになっただけで、ものすごく幸せなんですよ。
 
「私、この人のこと好きじゃん〜!」って思える人に出会えたときって、すっごく興奮するし、毎日がウキウキするし、彼がキラキラ輝いて見える。
 
それだけでもまあ、ありがとうって感じなんですけど、そんなのは返事のない交換日記みたいなもの。
 
なぜ私が両想いにこだわるのかを具体的に言うと、彼が私のことを好きになってくれたら、
 
・今はまだ知らない部分の彼を見ることができて、もっと深くいろいろな話をすることができるから
 
・ふたりの関係の中から行きたい場所ができたり、お互いの好きなものを教え合ったりして、新しい世界が生まれる楽しみがあるから
 
片想いのときの10倍、楽しみがあるからなんですよね。
 
たとえ、どんっっなに仲のいい男友達でも、恋人といるときの彼は絶対に別人で、その存在にならずして「恋人バージョンの彼」を知ることはできないんですよね。
 
だからある意味、私の中の「好きの基準」は「もっと男性として、人として、知りたい!」って感情が湧くかどうか。相手の"その先"を知りたくなったら、好きになっているってこと。
 
だからこそ、私が好きになったからにはあなたに好きになってもらいたい。なんなら狂ってるくらい愛情ダダ漏れできてくれよ、くらいに思ってる。
 
ほんとに狂ってたら嫌なんですけどね、比喩です、比喩(笑)。
 
本命には絶対になれる。両思いの楽しい恋愛を、1日も早くつかめるように応援していますね!

著者プロフィール

エマちゃん

独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命~運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』(大和書房)を刊行。

※2021年3月5日おうね。にて公開

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