2022年8月 4日 18:41
「そこそこ好きな人」を増やすことが、本命と上手くいく最短ルートの理由
文:E子
婚活や恋活など、恋愛が「活動」と化してからというもの、「付き合うまでの間は多くの人を見て比較検討すること」は一般的な手法となりました。
一方で、こういった手法が「不誠実」だとか「本当の恋愛ではない」と批判する声もあります。
ひとりと出会って、そのひとりとデートを重ね、その上でその人と付き合うに至らなかった場合に初めて、別の人を見る----このやり方の方がいい、という意見もあるでしょう。
しかし今回は、あえて複数の異性とのデートを並行させ、「そこそこ好きな人」をたくさん作る方法を紹介します。この方法は「片思いの辛さ」を軽減し、「恋愛を成就させる」ことにつながります。
[目次]
片思いで辛いと感じるのは、相手のことが好きすぎるとき
片思いをして、その人のことが好きすぎると、相手の一挙一動が気になったり、振られたらどうしよう・・・と考えて辛くなったりしませんか?
あまり思いつめると、その人と会うたびに緊張してうまくしゃべることができなかったり、あなたの自然な魅力が相手に伝わりづらくなったりします。
結果、思いつめるほど好きだったのに、結局恋人にはなれずじまい。そんな経験はないでしょうか?
こういった失敗を繰り返さないために、本気で付き合いたいと思う人がいても、あえて「そこそこ好きな人」を作ることが重要なのです。
余裕が生まれ、本命の前で自然に振る舞える・・・「そこそこ好きな人」を作るメリットはたくさん
片思いの気になる人のほかに、「そこそこ好きな人」がいると、片思いの人のことを考える時間が少し減ります。
そして、「そこそこ好きな人」を「けっこういい人かも~」と思い始めたとき、「一番の本命に振られたとしても、この人がいるからいいや」と思える余裕が出てきます。
この余裕のおかげで、あなたは本命の人の前でリラックスしてふるまうことができるのです。結果、あなたの自然な笑顔、素の表情を見て、本命の相手があなたに好感を抱く可能性が高まります。
また、「そこそこ好きな人」だった相手を、本気で好きになる可能性もあります。それはそれでいいことですよね。
私も、「どうしても絶対この人と付き合いたい!!!」と強く思う人とデートする傍ら、暇つぶしに会っていた相手と、なんとなく付き合うことになったことがあります。
これは「二番手で妥協した」わけではなく、一緒にいるうちに徐々に「あれ? 今まで見えてなかったけど、この人もすごくいいのでは・・・」と思うようになり、最終的に、その人が一番好きな人になった流れでした。
この場合、当初思い描いていた「一番好きな人と恋人になる」という結末とは異なります。けれど、一番好きな人が選手交代しただけなので、結局、一番好きな人と恋人になったことになるわけです。
「そこそこ好きな人」は出会いの数を増やせばできる
以前は私も、マッチングアプリをしていて、ひとり目に出会った相手がいい人だったら、以降は他の人との約束はキャンセルしていました。
「他の方と継続して会うことになったので、すみません」などとメッセージを入れていたのです。
しかし、もうすでに会う約束までしてしまっている相手なのであれば、わざわざ断らずとも会ってみればいいと思います。
あなたがいいと思っている相手は、まだあなたの恋人ではありませんし、今後恋人になるかどうかもはっきりとは分からないわけですから、他の異性と新規に出会ったって悪いことではありません。
また、アプリに限らず、職場や友人からのつながりで異性から誘われた場合も、「気になってる人がいるから・・・」などと断らず、とりあえずお食事に行くくらいはしてみたらいいのです。
こうして、大本命には及ばないとしても、「ちょっといい人だな」と思えるような異性が何人かできるわけです。
ところで、付き合っていなくても「他の人とも会っているの?」と聞いてくる人もいますよね。そんなとき、わたしがとっている対応をご紹介します。
嘘をついて会っていないフリをする人もいるようですが、個人的に嘘はつきたくありません。しかし、正直に「付き合うまでは他の異性とも会います」と言うのもなんだか野暮。
相手との関係性にもよりますが、「私が他の人と会ってたら嫌? 嫌なら、今日から付き合うことにして、お互い他の人と会うのやめてみる?」と強引に交際に持ち込むのもいいかも。
現実的には、私は交際に発展させたい相手なら、「他の人と会ってたら嫌なの?」と聞き返します。
積極的に発展させたいと思っていない段階なら、「職場の人とか、誘われて会ったりしてるよ。恋愛目的じゃないと思うし!」などと適当にごまかします。
ご自身に合う方法があれば、参考にしてみてください。
片思いで辛いときに、他の人を「そこそこ好き」になれる?
とはいえ、片思いをして辛いと感じるくらい好きな人がいるときに、他の異性と会いたいと思わない女性も多いでしょう。
好きな人ができると夢中になって、その人のことしか考えられないのは自然なことです。「他の人をちょっとでも好きになるなんてありえない!」と考える人もいると思います。
そもそも、「そこそこ好きな人を作る」目的で行動しようとすると、モチベーションは上がらないでしょう。
しかし、「いろいろな人と会ってみる」こと自体を楽しんだり、「知らない人と会話する」ことを恋愛の練習だと思ったりして、とにかくたくさん会ってみましょう。
「人のいいところを見つける」は恋愛以外のさまざまなシーンでも活躍するスキルです。婚活や恋活でも、とにかくまずは会ってみて、相手のいいところを見つける努力をしてみましょう。
「そこそこ好きな人」を作ると、心に余裕ができて毎日が楽しくなる
「好きな人」が少ない人生よりも、「好きな人」がいっぱいいる人生のほうが、楽しそうだと思いませんか?
好きな人にどうすれば気に入られるだろうかと悩んでいる女性より、素敵な人がいっぱいいて選べな~い、と悩んで(?)いる女性の方が幸せそうに見えます。
幸せそうな人のところには、人がたくさん集まってくるものです。
「そこそこ好きな人」を作ることで、恋愛に余裕を持ち、毎日が楽しくなる、そんな方法もひとつ、ありなのではないかなと思います。
著者プロフィール
E子
婚活を続けるうちにいつしか婚活が趣味となり結婚できなくなってしまった30代独女ツイッタラー。いよいよおかしくなりつつある恋愛観が、独身女性の共感を呼んだり呼ばなかったり。好きな食べ物はダントツで納豆。
※2021年3月22日おうね。にて公開
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