マッチングアプリのトリセツ

【例文付き】マッチングアプリのメッセージの返信のコツや注意点を解説

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【例文付き】マッチングアプリのメッセージの返信のコツや注意点を解説

いいねが来たのに、挨拶したら返信が来なくなった……。
マッチングまではスムーズだったのに、会話が続かずデートに至らなかった……。

どちらも、マッチングアプリで活動している人からよく耳にする失敗談です。
初対面の人に送るメッセージを考えるのは、誰にとっても難しいものでしょう。

今回は、コピーライターとしても活動している筆者が、マッチングアプリで返信率の上がるメッセージを例文とともに解説します。誰でもアレンジしやすいようそのポイントも解説するので、自分でアレンジして活用してみてください。

【例文】マッチングアプリで返信率の高い1通目のメッセージ

早速、マッチしたら送りたい「読みやすい・返しやすい最初のメッセージ」を紹介します。

はじめまして、ユウタと申します。マッチできてとても嬉しいです◎
素敵な笑顔のお写真が気になって、いいねさせていただきました。ちなみに、僕もカメラを持って散歩をするのが好きです!僕はFUJIFILMを使っているのですが、Mさんはどんなカメラを使っていますか?

この例文でなぜ、返信率がアップするのかポイントを解説します。

返信率の高い文章を作るために盛り込むべき内容

スマホを手に持ち、ポイントを示すように指を立てる女性の画像
実際のメッセージに使う場合には、相手に合わせて例文をアレンジする必要があります。自身のアプリ活動に活かすために、まずは返信率を上げる会話のポイントを学んでいきましょう。

最初に挨拶と自己紹介をしている

はじめまして、ユウタと申します。マッチできてとても嬉しいです◎

まず、最初は挨拶が重要です。定番ではありますが「はじめまして」の言葉と一緒に「マッチできて嬉しい」という気持ちを伝えるのがおすすめです。
ここで気持ちを伝えておくことで、相手に「あなたに好意を持っています。」と暗に伝えることができます。好意を示されて困る人とはマッチしていないので、押し付けがましくならないようにサラリと「嬉しい」という気持ちも伝えましょう。

また、挨拶と一緒に読んで欲しい名前も名乗りましょう。「なんて呼べばいいですか?」というやり取りもマッチングアプリでは定番ですが、先に名乗ってしまえばスムーズです。プロフィール上では呼び方が分かりづらい名前を設定している人も、最初に名乗ることで、お相手から信頼感を得ることができます。

お相手にいいねした理由を書いている

素敵な笑顔のお写真が気になって、いいねさせていただきました。

挨拶の後の一文には「お相手にいいねをした理由」を書きます。多くの異性とやり取りするマッチングアプリでは「誰でもいいから連絡している」ことが分かると、気持ちも冷めてしまいます。いいね稼ぎや、やる気のない不誠実な人と思われないためにも、お相手に感じた魅力を短い文章で伝えましょう。

写真の印象やプロフィール文で気になった一面、性格など、繰り出すポイントはあなたが気になった点でOKです。プロフィール文に関わる内容に触れていると、お相手に「プロフィール文までちゃんと読んでいる」とアピールすることができます。

プロフィールから見える共通点が書いてある

ちなみに、僕もカメラを持って散歩をするのが好きです!僕はFUJIFILMを使っているのですが、Mさんはどんなカメラを使っていますか?。

最後の文では、プロフィール文から見える共通点をフックに、相手に疑問文を投げかけています。趣味やコミュニティ、出身地など、なんでもいいので「お互いの共通点や似ている部分」を文にしておくと、相手から興味を持ってもらいやすくなります。

完全に初対面の二人でも、共通点を見つけて一旦話題に困らなくなれば、返信確率が上がります。メッセージが続かなくなる一番の理由は「話題がないこと」なので、共通点をフックにしながら、なるべくお互いに問いかけを続けられるのがよいでしょう。

【例文】返信率の低いNGメッセージ

次に、マッチングアプリで多い「返信率の低いメッセージ」を解説します。たとえば、こんな文章。

はじめまして!なんて呼べばいいですか?

挨拶もしているし、疑問文も返しているのですが、文章が短すぎます。相手も「挨拶+呼び名の確認」のメッセージを返すしかなく、会話がはかどりません。相手が気を遣って話題を考えてくれるかもしてませんが、「やる気がないか、私に興味がないかのどっちかだな」などと思われてしまう可能性が高いです。

また別のNG例文をみてみましょう。

はじめまして!ユウタと言います。
美味しいご飯やカフェ巡りが好きです!よかったら話しましょう〜!

文章は短すぎないですし、誰に送るにも使いまわしやすそうですが。この先の話題は相手が考えることになります。趣味などの自己紹介は、話のフックとしてメッセージに書くのはありですが、一通目が自分語りだけで終わっていると、どう拾っていいのか相手は悩みます。

一通目のメッセージで「返信する理由がない」と思われてしまうと、返信を後回しにされてしまうこともあります。「全員に同じ文章を送っているのかな」と思われると、興味を無くしてマッチングを解除されてしまうこともあるので、相手との共通点に触れたり、相手のフロフィールの内容から質問を考えたりしましょう。

【例文】マッチングアプリで返信率の高い2通目のメッセージ

一通目のメッセージが返ってきたら、次は会話を続けていくことを目標にします。2通目の文章でも、1通目でのポイントを意識しながら、このような例文を作ってみました。
LINEのやり取りのイメージ画像

返信に対してお礼を言う

返信をいただけて嬉しいです!

まずは一通目と同じく、返信が来たことに対しての気持ちを伝えましょう。さりげない好意が相手に伝わり、相手により興味を持ってもらいやすくなります。

相手の質問に対してしっかり返答する

僕は休日に公園やカフェで撮影することが多いです。

最初のうちは話題に上がるトピックも多くないので、相手から疑問文を投げかけられたら、きちんと返答するようにしましょう。相手が振ってくれた話題は、自分が出した話題以上に丁寧に返し、話が膨らむように意識しましょう。誰しも、自分が振った話題が盛り上がらないと、次に出す話題に悩んでしまいます。どんな話もしっかり拾ってくれると安心できれば、相手が話すハードルも下がります。

一方で、文章が長すぎると返信に手間を感じられてしまうので、なるべく端的にまとめるのもコツです。絵文字や顔文字を使うことで、文章が固くなりすぎない効果も活用しましょう。

プロフィールだけでは分からなかったことを質問する

まりなさんはいつ頃からカメラを始めたんですか?

相手の質問に答えるだけでなく、こちらからも疑問文を投げかけましょう。
この時、プロフィールに書いてあることは聞かないように注意しましょう。プロフィールに書いてあることをまた説明するのはめんどうだと感じる人もいますし、そもそもプロフィールを読まない人と思われてしまいます。

疑問文で問いかける時は、公にしているプロフィール文だけでは分からなかったことを聞くことで、チャットでもお互いを深く知っていくことができるでしょう。

マッチングアプリで返信のラリーを続けるコツ

ベッドに寝そべりながらだるそうにスマホを操作する男性の画像
2通目、3通目と会話を続けることができたら、ここからの目的は「相手を知り、いいなと思ったらデートに誘うこと」にシフトします。デートに誘い、さらに相手からOKをもらうためには、メッセージのやり取りを継続しながら、お互いに自己開示を進めていく必要があります。

ここからは、例文をアレンジする難易度が上がりますが「相手が返信しやすいようにする」ことを念頭に置いて、メッセージを続けていきましょう。

トピックが増えすぎて長文化しないように注意する

やり取りするトピックが増えていくと、人によってチャット文がかなり長文化してしまうことがあります。一つのトピックが終了しないままに、追加の疑問文を投げたり、投げられたりしていると、一回の返信で「趣味」「仕事」「地元」「休日」など、色々な返答を何個もすることになります。

序盤のメッセージでは「相手の疑問文にしっかり返答する」ことをコツに挙げましたが、真面目な相手とやり取りを続けていくと、トピックの数は増えるばかり。これでは、お互いに返信しやすいとはいえず、途中でやり取りに疲れてしまうかもしれません。

トピックの数は多くても3個を限度とし、メッセージが続いている相手なら、適宜長く話し合ったトピックについては途中で打ち切るようにしましょう。

トピックが足りなくなったら相手について質問する

切り替えるトピックは、相手を知るための質問がおすすめです。いずれもプロフィールに記載がないか確認してからの返信を心がけましょう。

●アプリを始めたきっかけは?
●いつからフリーなんですか?
●〇〇さんはどんな異性といると居心地がいいですか?
●〇〇さんはどんな異性が好きですか?

恋愛観に関する質問は、互いの相性を図るきっかけになるのでおすすめです。「アプリを始めたきっかけ」について質問すると、恋人にまつわる話題を引き出しやすくなるので、最初のフックとしておすすめこういったパーソナルな情報を引き出すと、相手からも「あなたは?」と同じ質問が返ってくる場合も多く、自分からは話しづらい自身のことを語るきっかけにもなります。

元恋人に関する内容は地雷になる可能性もあるので、あまり深堀りせず、いつから彼氏(彼女)がいないのかくらいで止めておきましょう。より深い関係になり付き合う上で必要であれば、聞いてみてもいいかもしれません。過去にとらわれず、2人の明るい未来を意識した質問をするようにしましょう。

デートに繋げやすいトピックを盛り込む

また、デートにまつわる質問をしておくと、実際にデートすることになった時に参考になります。好きな食べ物や行きたい場所、デートしたい時間帯などを聞いておいて、デートプランに盛り込んでおけば、相手は「話を覚えていてくれた」と嬉しくなるはず。

最寄りの駅や使いやすい沿線などを聞いておくと、相手のアクセスのしやすい場所を選ぶこともできます。小さな気遣いがプラスのポイントになることもあるので、デートを見据えて情報収集しておくとよいでしょう。

【例文】マッチングアプリでデートに誘う時のメッセージ

メッセージを重ねて、あなた自身が相手に会ってみたいと思えたなら、最後はデートに誘うことになるでしょう。ここまでくれば急に音信不通になることもないと思いますが、相手により好感を与える例文も紹介します。

まりなさんと話しているとすごく居心地がよくて、リラックスできます。
もしよかったら今度の休日、美味しい肉料理を食べに行きませんか?

まずは、お相手に対しての思いを先に伝えましょう。「話していて楽しい」「もっとよく知りたい」など、あなたなりの今の思いを綴ってみましょう。

そして、デートに繋がるトピックの中で得た情報を使って、デートに誘ってみましょう。相手が「お肉が好き」と言っていたなら美味しい肉料理の出るレストラン、水族館が好きと言っていたなら水族館に誘うのもいいでしょう。

デートの日程に関してはいきなり提示するのではなく、相手からデートに行きたいという返信をもらってから、お互いに日付を確認し合うのがおすすめです。

アプリのメッセージは例文にオリジナリティを加えよう!

屋外でスマホを手に持ち、ポイントを示すように指を立てる女性の画像
メッセージのOK例文とNG例文を見比べてみると、似たような文章でも受ける印象が大きく変わることが分かります。ポイントは、初対面の出会いだからこそ、相手の「返信しやすさ」を常に考えることです。

マッチングアプリではお互いに多くの異性と連絡を取り合うことになるので、少しでも返信を面倒に感じられれば後回しにされ、ついには忘れられてしまいます。そうならないためにも、お互いに「文章でも続けやすい会話」を意識し合うことが大切です。

また例文を定型文のように、全員に同じような文章を送っていると、あなた自身が相手に興味を持つことも難しくなります。あくまで、連絡を取る相手のプロフィールはしっかり読み込んだ上で、1人の異性と連絡を取っているということを忘れず、文章でもお互いを知り合える会話を行いましょう。

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