マッチングアプリでメッセージが続かない理由と会話を続けるコツ
「マッチングアプリでメッセージが続かない……。」
マッチングアプリで活動するほとんどの方から、一度は聞いたことがあるこの悩み。
メッセージが続かない、返事が返ってこない理由には、さまざまなものがありますが、シンプルな理由は「興味を無くされてしまった」からです。
気になる相手が自分に興味を持ってくれないのは、悲しいことですが、悲しみを繰り返さないためには「相手の興味を惹き続ける工夫」が必要です。
この記事では、マッチングアプリで相手からメッセージを無視されないために使える「チャット会話のコツ」について紹介していきます。
実際に、マッチングアプリで返信をしなくなった女性会員に理由を聞いてみたので、参考にしてみてください。
目次
マッチングアプリでメッセージが続かない3つの理由
マッチングアプリでメッセージが続かない理由は、大きく分けて3つあります。
・メッセージに「返す理由がない」
・メッセージの「距離感がおかしい」
率直に言われても、ピンと来ないかもしれませんね。こちらに、返しづらいメッセージの例文を用意しました。
趣味はペットのプードルとドライブ、仲良くなったら一緒に海行きたいです!
よろしくお願いします!
初回のメッセージで、このような自己紹介がきたら……。
相手は、与えられた情報の中から「犬が好きなんですね」など、会話のフックを作らないといけません。相手に「返しづらい」と思われてしまえば、マッチしてもメッセージは返ってこないでしょう。
たとえば、相手からの初回メッセージに、こんな返しをしてしまったら……。
相手は、なんとメッセージを返せばいいか悩むでしょう。プロフィールを見に行って会話のきっかけを探さないと「ありがとうございます」以外に、返す言葉がみつかりません。
相当興味を持たれていない限り「返す理由がないな」と思われますし、タメ口の口調も慣れる前は「距離感おかしくて怖いな」と思われるでしょう。初対面の2人が会話を続けていくためには、相手の気持ちを想像してメッセージをする必要があるのです。
返信率の高い1通目のメッセージの作り方
まずは、マッチした時の最初のメッセージに返信をもらうことを最初のゴールに設定しましょう。そのためには、相手が悩まずに返しやすいメッセージや、相手に「良識がある人」と思われやすいメッセージをにする必要があります。
まずは、返信率の高い1通目のメッセージ例文を確認していきましょう。
聞いている音楽が似ていて、気になってしまいました。◯枚目の写真の笑顔も素敵です!
バンド系の音楽はいつからお好きなんですか?
なぜ、このメッセージの返信率が高いのか、分かりますか?実は、最初のメッセージには「入れるべき内容」がある程度決まっているのです。
敬語で「いいね」へのお礼と挨拶から
まず、1通目は必ず敬語でメッセージを送りましょう。堅苦しく思えるかもしれませんが、仲が深まるまでは、初対面という距離感を大切にしてください。
最初の1文は、挨拶とお礼が定型文となってもいいと思います。「いいねをありがとうございます」ではなく「マッチングありがとうございます」の方が、無難でおすすめです。
相手のことが気になった理由を短く書く
2行目には、相手のことが気になった理由を添えましょう。あまり長々と書く必要はありません。マッチングアプリではさまざまな異性と連絡を取っていることが予想されますが、適当にマッチングしたわけではないということが相手に伝わればOKです。
「趣味が似ている」「業種が近い」など、お互いの共通点を書いておくと、会話のきっかけになりやすいのでおすすめです。外見について伝える時は「笑顔」をフックにすると、相手も嫌な気持ちにはならないでしょう。
最後に疑問文を添える
最後の1文は、相手への質問で締めましょう。質問に返答するという理由を添えることで、相手がチャットを返しやすくなるからです。共通点があれば最初のフックにしてもいいですし、あなたが一番気になったことを最初に質問するのもいいでしょう。
何も気にならないからと、定番の質問をするのはあまりおすすめできません。「休日は何をしていますか?」と聞くよりも「アウトドアっぽい写真が多いですが、休日はよく出かけるんですか?」など、プロフィール文や写真に絡めて質問するのもおすすめです。
会話を続ける最大のコツとおすすめの話題7選
1通目のメッセージに返信がきたら、次は「会話を続けて、相互理解を深め、デートに誘うこと」をゴールにメッセージを続けていくことになります。メッセージが続いていても、途中で「面倒になってきたな」と思われれば、それまで交流した時間も水の泡になってしまいます。
会話を続ける最大のコツは、まずあなた自身が相手に興味を持つことです。相手の人間性や価値観を知ろうとすれば、自ずと話題は生まれ続けます。中でも今回は、お互いの興味をくすぐる会話、メッセージで盛り上がるトピックを7つ紹介します。
「共通の話題」は優先的に話す
マッチングしただけでは、お互いへの興味関心度は高いとはいえません。初対面の2人の距離を最も近づけるのは「共通の話題」です。プロフィールを確認して、相手の出身地や家族構成、趣味や仕事など 、どこかに自分との共通点がないかを探しましょう。
趣味の話題は特に盛り上がりやすいですが、出身地や住んでいる場所、家族構成などの話もおすすめです。いきなり個人情報を聞くのはNGですが「どのあたりで遊んでいますか?」など生活圏を聞くことで、共通項が洗われる場合もあります。プロフィール上に共通点がなくても、お互いの共通点を探ることを目的に質問していくと、相手の人間性を知りやすいでしょう。
「休日の過ごし方」で相手のライフスタイルを知る
話題に上がりやすい「休日の過ごし方」ですが、どこで・誰と・どんなふうに過ごすかを掘り下げていくと、お 互いのライフスタイルがみえてきます。「自宅で1人ゲームすることが多い」「近所で友人と飲むことが多い」など、よくある内容でも掘り下げて聞けば相手の価値観がみえてきます。
聞くきっかけが作りづらい場合は「ちなみに、僕は渋谷で友人と飲むことが多いのですが、〇〇さんは休日は何をしていることが多いですか?」と、自分の情報を先に渡してから聞くのもいいでしょう。唐突な質問で根掘り葉掘り聞くのではなく、自分のことも少しずつ知ってもらうことができます。
「仲のいい友人の話題」でお互いの人間性を知る
休日の過ごし方から繋げやすいのが「仲のいい友人」の話題です。友人の話が出てきたら「〇〇さんと仲のいい人はどんな人なんですか?」と話を広げてみるのもおすすめです。仲のいい友人の人間性が分かると、本人の雰囲気もより具体的にイメージしやすくなりますよね。「友達が多いか少ないか」「狭く深いか、広く浅いか」など、人付き合いの特徴もみえてきます。
「仕事の話」は相手の出方をみて適度に
「平日の夜の過ごし方」を聞くと、相手のワークライフバランスや仕事への姿勢がみえてきます。忙しく働いている人や仕事に情熱をかけている人であれば、どんな仕事をしているのか少し掘り下げてみるのもいいでしょう。
特に婚活でマッチングアプリを使っている人なら、相手の仕事観を知っておくことも大切です。
仕事内容を聞いた時に「ただの事務です。」など、少なめの返信が来た場合は、あまり踏み込んでほしくない話題の可能性もあるので注意。仕事関係のトピックはそれぞれ悩みを抱えているものなので、うまく話を引き出せば、共感できる話題が広がるかもしれません。
基本的な恋愛観の話題で価値観を確かめる
メッセージが数日続いたら「恋愛観」を話題に上げるのもおすすめです。マッチングアプリをしている以上、二人の最大の共通点は「恋愛したいと思っていること」なので、盛り上がりやすいトピックです。「好きな異性のタイプ」だけでもかなり掘り下げがいがありますし「理想のデート」を聞くと、デートに誘った時にデートプランを立てやすくなります。
自分にはない趣味や価値観を掘り下げる
共通点があると盛り上がるといいましたが、あえて自分とは違う部分を掘り下げるのもよいでしょう。趣味が合わなくても、相手の趣味を掘り下げれば新しい一面がみえてくるかもしれません。
興味が出てきたら「今度僕にも教えてください!」など、相手の趣味や好きなものへの関心を示しておくのもおすすめです。相手も自分の得意分野だと話しやすいこともありますし、自分の趣味に興味を持ってくれることは嬉しいでしょう。
最近ハマっていることからデートに繋げる
「マイブーム」も定番の質問ではありますが、趣味や価値観の話に繋げやすいトピックです。運動や美容の習慣、食事へのこだわりなどがみえてくる可能性もあるので、デートに誘いたいなと思った時に聞くのもおすすめです。
たとえば「最近ダイエットしていて」と言われたら……「じゃあ、デートに行く時は野菜が美味しいご飯屋さんがいいですね!」と返します。デートも誘いどころが分からなくなると思うので、メッセージが続いた頃には「デートに繋げる会話のきっかけ」を意識しましょう。
「返信をやめた理由」を女性会員に聞いてみた
「なぜメッセージが返ってこないのか」と、何度も考えたことがある方もいるでしょう。しかしメッセージが返ってこない今、その本音を本人に聞くことができないとなると……やきもきしますよね。
ということで今回は、マッチングアプリで現役活動中の女性会員に「メッセージを返さなかった時の理由とそのタイミング」を聞きました。
自分語りされて、返信が面倒になった
AさんがBさんに対してメッセージを返すのをやめたのは、メッセージが続いて5日、10通ほどやり取りをしたタイミング。
自分の話をしてから相手に質問するのは定番ですが、語り口調によってマウントっぽく聞こえてしまう場合もあります。相手に不快感を与えてしまえば、たとえイケメンでもメッセージは無視されてしまうのです。
短文の羅列が幼稚に感じた
CさんがDさんに対してメッセージを返すのをやめたのは、メッセージが来た当日、4通ほどやり取りをしたタイミング。
マッチした時点では、2人はまだほとんど他人です。話すことがないからと言って、近況を報告されても困ってしまいます。最初はなるべくまとまった文章でやり取りし、短文を送り合うのは、メッセージが続いて仲良くなった時にしましょう。
メッセージをしても仲良くならないと思った
EさんがFさんに対してメッセージを返すのをやめたのは、メッセージが続いて6日、3通ほどやり取りをしたタイミング。
Eさんのように、男性に対して「会話が成立していない」と感じる女性会員は少なくないようです。浅い会話が続くと、相手に「自分に興味がない人」だと判断されてしまいます。
マッチングアプリで 「話題がない」は甘えである
メッセージを続けるコツと、女性会員の返信をやめた理由を見比べると「相手の興味を惹き続ける工夫」の重要性が分かります。普通にメッセージしているつもりでも、自分語りや近況報告など、お互いに掘り下げない会話をしているだけでは、メッセージはいつか止まってしまいます。
相手ももしかしたら、あなたに「何を聞いていいか分からない」と思っているかもしれません。だからこそ、マッチングアプリでは「メッセージで話題を提供できる人」が、とても強いのです。
メッセージ上で他の会員よりも深いやり取りができれば、デートの打率はグッと上がります。相手のプロフィールや情報を読み込み、相手に興味を持って話題を振りましょう。
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