"地雷男子"が発している3つの危険サイン。「違和感」が次の愛されチャンスを引き寄せる

文：エマちゃん

彼のふとした行動や言葉で、「絶望的なくらい、自分への愛を感じない・・・」とがっかりした経験はある？

私はある。セックスした後、すぐタバコを吸いに行かれ、換気扇の下でずっとスマホゲーム（2時間くらい）された日には、ブチ切れて帰りました。

そういうことをする人、というのもあって、その後の「仲直りからの良好な関係」は築けず、進展もなし。相手と二度と連絡は取っていません。

そんな男といい感じになって、るんるん好きになっていた自分のことも、呪いました・・・（笑）。

でも思い返せば、そういう男って至るところに「あれ？ この男・・・好きになっちゃいけないヤバいやつじゃない・・・？」みたいな言動を、ばら撒いているんですよね。

今回はそんな"地雷男子"の行動と違和感を見逃さないための考え方をお伝えします。

そう、私たちには「なんか、ニオうぞ？」っていう嗅覚が備わっているんですよね。

人間って「自分にとって危険なもの」を察知するようにできていているのよ。

例えば、腐った食べ物もにおいを嗅げば「あ、これもうダメになってる」ってわかるし、逆に賞味期限が切れていても、「変なにおいしてないし、まだ大丈夫なやつだ」ってわかるじゃないですか。

体が弱い人はその嗅覚が鋭かったりして、危険信号がうまいこと作られているんですよね。

男の浮気もすぐわかるじゃない？ 彼のちょっとした違和感とかで。

女の勘って舐めたらダメだし、自分自身も参考にしたほうがいいんだよ。

ただ、完璧な人間なんていないわけだし、「彼は望み通りの男じゃない！」といちいち文句をつけるのも違う。

そういうことではないのだけど、「この違和感だけは放っておいてはいけない」というのは、ある。

今付き合っている人に不安を抱えている人や、これから変な男に引っかかりたくない人は、ぜひとも参考にしてほしい。

私の独断で決定した、「ひとつでも当てはまればやめておけ。不幸恋愛を招く3つの要素」です。

「絶対に常識人であれ！」というわけではないけれど、非常識過ぎる、特にモラルのない人というのは危ないよね。

例えば、ポイ捨て、歩きタバコ、お酒に酔いすぎて人に迷惑をかけることが多数、他人への言葉かけが乱暴、お金の貸し借りに抵抗がなさ過ぎる、女性との遊び方が汚い・・・。

一言で言うと、自分のことしか考えない人。このタイプは友達でいても、付き合っても、結婚しても相当苦労します。性別を問わないよね。

そういう人は、大切な存在であるあなたのことも眼中になくて、むしろ大切な人ほど傷つけてくるタイプ。モラルの低さというのは、小さなところに出るものです。

最初の方の「カッコつけるような」デートでも、そういう片鱗が出てしまっているなら、それはもう見えないところではもっとひどい、ということなので、絶対やめたほうがいい。

自分には優しいからいい、と思ってしまうかもしれない。

ただね、言ってしまえば、常識というものがなぜ存在しているかというと、「人に嫌な思いをさせないため」なんだよね。

想像力がある人は、それを理解して自分のためじゃなく人のために、常識やマナーを守る。

モラルがないというのは、「自分さえ良ければいい」という思考だから、付き合っていく過程で、あなたも必ず巻き込まれる。

私はその手の人を「一生孤独でいろ」って思ってる。

普段どんなにいい男風であっても、どこか一瞬の「え、今の何？ さむっっ！」と思うような「愛の冷え」は見逃してはいけない。

そもそも愛がある人、あなたのことが大好きでしょうがない人は「一瞬の愛の冷え」も見せない。なぜなら、冷えた部分がないから。

それこそセックスの後にタバコ吸ってゲームしてる、とかないよね（笑）。

「賢者タイムなんていうのは男の甘え」と男性自身が言うくらいだから、甘えというか、そういう行動は冷えだと思ってます。

それから、自分が困っているとき、大変なときに寄り添ってくれない人。

寄り添い方は人それぞれでいい。

例えば、職場の人間関係でうまくいっておらず、あなたが悲しんでいるのなら、グチを聞こうとする、 元気になるようなデートに連れ出してくれる、転職活動を応援しようとしてくれる・・・。

彼が人を励ますことに慣れていない人だったとしても、そんな風に何かできることをしてくれるはず。

人間だから、ご機嫌で調子のいい人と一緒にいる方が心地よいに決まってる。

でも、好きな人なら、落ち込んでいるときこそ一緒にいて、自分が助けになりたいと願うもの。

そんなときに冷たい男との将来は、ない。それこそ結婚して、妊娠・出産直後の大変な2年間、とか恐ろしくて一緒にいられないわ・・・。

「愛の冷え」を感じたら、次の新しい恋に足を踏み出すタイミングね。

口がうまくて、ウソもなんてことなくペラペラと話す男は、いる。

そういう男の見分け方は「なんかいいこと言ってるけど、トータルして見るといい人ではない」というところ。

例えば私の友達カップルの、男性の方がまさにこのパターンだった。

「みんなを笑顔にしたい」「感謝の気持ちを忘れない」「世のため人のため」的なことをよく言う人で、人当たりもいいし、イケメンだし、笑顔も性格も明るく、みんなから慕われていた。

でも、付き合っている彼女だけは彼の正体を知っている。

本当は根暗なこと。浮気性で女遊びが激しいこと。爽やかなフリしてクラブ通いが大好きなこと（もちろん周りには内緒）。

みんなの想像を裏切る、まさに二面性のある男だった。

言葉やパフォーマンスで魅力ある人でも、裏の行動を含めて総合的に見たら「別にいい人とはいえない」人ともいえる。

もはや等身大で生きてくれたら、罪もないし、いいんだけど。

表向きには、いいことや信頼できることを言っておきながら、それが伴っていない人というのは、息を吐くように嘘も吐いちゃうんだよね。

こういう人って、関係が深くなればなるほど、信じられない部分が出てくる。

最初はわかりづらい、というのが難点なんだけど、引き返すのに遅いことはない。気づいたら、やめておこう。

違和感というのは、小さなことから大きなことまで、いろいろあると思うけど、「信じられない・・・」と冷めざめするようなことが3回もあれば十分。

「今だけだ」「今後変わるはずだ」なんて、ないのでね。

彼が変わることを期待するよりも、あなたが行動して自分で幸せを掴んだ方が、うまくいくよ。

なんでかって、あなたが成長するってことだから。そんな成長できる女には、絶対にいい恋愛が待っている。

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ひとつは「肩書きに踊らされない」こと。

肩書きに踊らされやすいというのは、食べ物でいえば、それが腐敗臭を放っているのに「まだ賞味期限は過ぎてないからいいでしょう」と思ってしまうようなもの。

こんな経歴があるから。周りからの人望があるから。

そうやって、自分で感じたものではなく、人が評価してきたもので、彼の人となりを見てしまうの。関わっていたら違和感ありまくりなのにね。

いつだって、気にするのは人の目じゃなくて自分の心だよ。

自分にとって素敵であるか、信じられるか、愛があるか。いつも心に問いかけてね。あなたはあなたの一番の相談相手なのだから。

もうひとつは「この人には私がいなきゃダメ」「私にはこの人しかいない」と思ってしまうこと。これね、一言で言えば「そんなわけない」。

例えるならば、暗闇の中で手を繋いでいる人がその人だけだから、彼しかいないって思っているだけ。

明るくなれば周りに人がいることもわかるし、もはや周りは明るいのに、あなたが勝手に目をつぶっているだけかもしれない。

それくらい、「この人しかいない」は見当違いなの。

明けない夜はないし、出口のないトンネルはないの。

5年付き合って婚約までいっていたのに、浮気され、裏切られ、突然の別れが訪れた人。20年もの結婚生活を送って離婚した3人の子持ち。45歳まで独身だった人。

私の友人知人たちだけど、それぞれ「いい人なんてもう一生現れない」「このままひとりだ」と絶望していた。それでもみんな、次の人が見つかっている。

むしろ次の人が見つからずに終わった人は、見たことないってくらい。

なぜ見つかるって、誰かから愛されたことのある人はまた誰かから愛されるし、誰かを愛したことのある人はまた、誰かを愛せる。そこに"打ち切り"はないの。

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最近も世間では、大手広告会社に勤める男が、4股交際（しかも既婚、かつ、4股も遊びではなく全員に結婚をほのめかす）などして、女性たちを大いに震え上がらせ、怒り心頭させてましたけれど。

4股されていた女性たちも、その男に違和感を持ったんだと思うの。

結婚の意思をチラつかされたり、ラブラブなLINEやサプライズなプレゼントをされたり、幸せな気持ちもあった。

だけど、どことなく「この男・・・なんか怪しい」と感じていたから、男のことを調べ尽くし、こんな恐ろしい事実も暴けたんだと思います。

違和感を追求するのはすごく怖くて、悲しいことだったと思うけど、自分を守るために行動できた女性を私は尊敬する。

そして「そんな強さがあれば、あなたはこの先も大丈夫だね。幸せになれる人だよ」って思える。

望めば、見つかる。だから「自分には彼しかいないから」と、縋ったり焦ったりしなくて大丈夫。

そのチャンスを知らずに、運命の人を逃すほうがよほどもったいなくない？

私だって愛した人が、「運命の人じゃないかもしれない」って思う瞬間は悲しい。でもやっぱり自分を不幸にすることは、それ以上に許せない。

そう思える自分のことが好き。なんてったって自分を幸せにできるのは、他でもない自分だから。

自信を持って、自分に正直でいて。自分の心はいつも答えを知っているもの。

女という生き物は、賢いんだから。

著者プロフィール

エマちゃん

独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命～運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』（大和書房）を刊行。

※2021年6月29日おうね。にて公開

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