「あなたを本当に愛している」人を見分ける方法。「愛され経験」を紐解くと最高の恋愛を楽しめる

文：エマちゃん

愛し・愛される恋愛が最高に楽しい

彼から愛されていない----。この事実に向き合うことは勇気がいるけれど、しっかりと向き合ってみてほしい。
　
なぜかって、すべての女性には愛される価値があるし、愛し・愛される恋愛をすることができるから。
　
そんなハートフルな恋愛ができるって言ってるのに、「寂しく、虚しく、悩みまくる恋愛なんてしてる場合じゃないよ！ 」って。
　
愛を交わし合えない、一方的な恋愛はもうやめよう。だって、そんなのつまらない！

恋人を愛している男性がすることって何でしょう。
　
愛のある男性は、あなたの願いを叶えてくれます。だって愛する人の願いを叶えて、愛する人に喜んでもらえるのは、男性にとってこの上ない喜びだから。
　
男性はいかに自分が愛されているか、ということよりも、いかに自分が相手にとって意味のある存在か、というのを気にしているんだよね。
　
だから、自分が役に立てたり、一緒にいる時間を楽しんでくれたり、頼りにしてくれたりする女の子が好き。加えて、自分がそうありたいと願っている。

体調や仕事はどうかなど、様子を聞いてくるよね。だから連絡もしょっちゅうくれる。
　
彼女が幸せそうか、楽しそうか、リラックスしているか、ということを意外と繊細に見ているのが愛のある男性。
　
どうでもいい人のことは、目の上にティッシュでもかぶせてますか？ ってくらい、なにかと気づけない男性だけど、好きな人の変化にはしっかり気づいている。

愛している人にはそうやって関心を払うことが愛情表現だと考えているから。

愛していたら、身の回りの人に紹介したいと思うし、紹介することには抵抗がない。
　
「なかなか紹介されない」というお悩みをいただくこともあるけど、本人がめちゃくちゃインドアで、友達が少ないって場合は、あなたが本命であっても紹介されないこともある。
　
日頃どれだけ一緒にいてくれるかとか、あなたの優先順位がどれだけ高いかで、愛されているかがわかるよね。

街中を歩いてるカップルも、笑ってるカップルは仲良し。好きな人といる時間は楽しいものだから。悪かった機嫌もよくなる。グチグチして、カッコ悪いところは見せようとしないよ。

「かわいいね」「面白いね」「〇〇ちゃんといると楽しい」。
　
好きな人と一緒にいると、こんな言葉が自然と出てくる。なんせ本心だから。
　
中には口下手な人もいるけど、デートの後で連絡を取ったとき、「今日もかわいかった」「楽しかった」ってボソッと言ってくれるよね。

記念日だけじゃなくて、「この日仕事で大事なプレゼンあるの！」「今日は習い事の発表会なんだ」というような、あなたにとっての大事な日まで覚えてる。
　
私なんか忘れっぽいから、好きな人に「もうすぐ〇〇の日じゃない？」なんて教えてもらうこと多々。「ふとした会話からよく覚えてるなあ」ってうれしくなっちゃう。

一方で、男が女を愛していないときの相場は、だいたい決まっている。
　
これらに当てはまる男性は、今すぐやめたほうがいい。
　
愛のない男を相手にしていたら、女はサガるばかり。

連絡が気まぐれすぎる男に、愛はない。以前Twitterでアンケートをとったことがある。「好きな人から連絡が来るなら、毎日連絡を取りますか？」と。
　
アンケートでは回答者1000人中800人、つまり8割の男性が「好きな人とは毎日連絡をとる」という答えを出していた。
　
私自身も付き合っていた男性や、私を好きだという男性からは、ほぼ全員、毎日連絡が来ている。頻度は人によって違うけど、毎日。
　
あまりにも忙しい時期だったり、こまめな連絡が苦手だったりする人も2割いるようだけど、それなら付き合うときから「この人の働き方ならそれも仕方ない」と、連絡が少ないことに納得しているものだよね。
　
相手も「なかなか連絡できなくてごめんね」と伝えてくるはず。「君に愛情がないわけじゃないからね」と、一生懸命伝えるために。
　
連絡頻度で愛を測るのは、いいことではないけど、ぶっちゃけ比例する。
　
なぜかって、恋人という存在は癒しであるし、声を聞けばうれしくなり、存在を感じれば、テンションが上がるものだから。
　
そうじゃなきゃ、連絡はしない。自分の時間を割いて、文面を考えたり、相手の話を聞いたり自分の話をしたりするのは面倒だから。
　
愛している相手とは、1日のどこかでつながりたい、と皆思っている。

「彼は恋人と連絡を取らない、特殊な付き合い方をする人」と、あなたを都合のいい女だと思っている男を都合よく考えちゃダメよ。

誕生日や付き合った記念日など、大事な日を疎かにする男は、愛がない。
　
私は過去付き合ってきた人は、前のめりで「エマちゃんって誕生日いつ？」と聞いてくることが多かった。
　
「誕生日は決して逃さない！ 全力でお祝いする！」 という気合がよく伝わってきたもの。
　
「クリスマスとかどうでもいい・・・」と言っていた男が、別の女性とは盛大にやっていた、なんて悲しい話は珍しくない。
　
「そういう記念日系？ どうでもいいんだよね〜」という男は"フリ"である。
　
自分にとってはどうでもよくても、相手にとって大事なものなら、それに合わせてくるのが、愛のある男。
　
そりゃ記念日を祝うとなったらお金もかかるし、人気のスポットに行かなきゃいけないかもしれないよね。
　
でも、そもそもなんでお祝いするの？ 「相手が喜んでくれるから」じゃないの？
　
好きな人と記念日をお祝いするのは楽しい。相手が喜んでくれそうなこと、何があるかなあって考えるのもワクワクするよね。
　
そこに情熱を傾けられないというのは、「そこまでしたい相手じゃない」と思われている。
　
クリスマス前後に別れが多いのもそれが理由。「あれ？ 俺（私）相手にそこまでしてあげたいと思えないや」と気づいちゃうから。
　
最初から何もされないなんて言語道断です。記念日をうっかり忘れていた、というのは時にあるもので、それは見逃してあげよう。一生懸命取り返してくれるなら（笑）。

セックスの前後でギャップが激しい男は愛がない。
　
フィニッシュした途端に「え？ 私もう存在してない？」と思わせてくるような冷たさ、面倒くさそうな態度、コミュニケーションの減り具合。そんな男はあり得ないよね。
　
男性は口を揃えて言います。「賢者タイムなんて甘え」と。それで好きな女性が傷つくことを予測できるなら、出し切った後の生理現象とて、賢者にはなりません。
　
愛のある男なら、そういう瞬間こそ自分のできる限りを尽くそうとする。それで男を試されていると知っているから。
　
「男の人は賢者タイムがあるもんね！」と、変に理解ある女にならないように。甘えであり、愛がないだけです。

好きじゃない人と一緒にいて1番わかりやすいのが、「不機嫌になること」です。好きじゃない人といると誰しも不機嫌になります。
　
好きな人だったら面白い話も、好きじゃなければつまらないし、好きな人ならどんなに見つめて飽きない顔も、好きじゃなければ興味も湧かず、見ることもありません。チラつくだけで、嫌になっちゃったり。
　
好きだった人を「好きでなくなったとき」にも、この現象が起きるよね。私にもあった。
　
そんな状態で長い時間一緒にいれば、誰でも不機嫌になります。これは"愛がない末期"。
　
この不機嫌を爆発させないために、恋人と過ごすのを「数時間」と決めている男性もいます。「数時間なら楽しく終われる」ってね。「そんな調子で一緒にいようとすな！」 って話よ。
　
そんな愛のない人の、ご機嫌を伺い続けるようなお付き合いなんて、今すぐやめたほうがいい。
　
大人は自分で自分の機嫌を取るものなのに、理由もなく不機嫌になっているようじゃ、大した愛がない証拠よ。

大人のオンナはそんなガキンチョを相手には、しない。そんな懐の小さい男はこちらから願い下げ。

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「男性が愛する女性にしていること」と「愛していない女性にすること」を簡単に書いてきたんだけど、これは参考程度にね。
　
愛されているかどうか知るのなんて簡単だよ。「愛された経験」があれば、誰だって「愛している」とはどういうことか知っているはず。
　
ただね、そういうと「私には恋愛で愛された経験がないです。どうすればいいでしょうか」と思う人もいる。でも、私はそんなことは絶対ないと思ってる。
　
愛された経験というのは、恋愛に限らなくていいの。
　
それは例えば、友達があなたを本気で心配してくれたときにかけてくれた言葉や行動などからも愛情は学べる。
　
いつ何時でも絶対的な味方でいてくれる家族の愛情とか、帰宅したときに目一杯喜ぶペットの様子とか。
　
愛情というのは至るところから、感じ取れるし、学べるはず。
　
もしそれもないというのなら、自分の愛する気持ちを参考にすればいい。自分は、誰か・何かを愛したときに、どんな行動をして、どんな言葉をかける？
　
愛はもらえなかったとしても、自分から湧き出たものでいい。漫画や小説や映画から知ってもいい。
　
愛の表現方法は人それぞれで、決して型にはめられるものじゃないけど、「愛を抱く」ことは誰しも絶対にあるはず。
　
失恋した直後なんかは、自信もなくして「愛ってなんだっけ」「私って愛される存在なのかな」って考えてしまうこともあるよね。私も気持ちわかるよ。
　
でも、そういうときこそ、「自分なりの愛」を人に分け与えるんだよね。

そうすると、あら不思議。いつの間にか愛をあげていたのに、愛をもらって満たされていく感覚になるんだよね。
　
愛に飢えているときは、愛をもらいにいくんじゃなくて、愛をあげる側になってみる。
　
そうやって、自分の中の愛を引き出していってね。

そうやって考えると、抱いた愛を十分に交わせないお付き合いなんて、つまらなく感じません？
　
愛がもらえず心が削られるような日々を送ったり、自分といて不機嫌でつまらなそうな人と一緒にいたりするのは楽しくないよ。
　
恋愛で、愛のギブアンドテイクが成り立ってないと、女は自信を失い、キラめきが減っていく。これは本当。どこか悲しそうな顔とオーラを身にまとっていくの。
　
逆に、女の子の幸せなときの輝きって、姿形を飛び越えて、最も美しいものだと思ってる。私、みんなにはキレイでいてほしいからさ。
　
そもそもお付き合いってなんでするの？
　
好きな人といろいろな体験を重ねたり、支え合う関係性を築いたり、愛を交わす高揚感を得られたりするのが楽しいんじゃなくて？
　
ただ「付き合えた」って事実に喜ぶのは、子ども恋愛のまま。
　
大人はその先の楽しみがあってよ。その楽しさが、人生を彩ってくれるんだから。
　
女の子には恋愛で、きらきらした笑顔をまとってほしい。だから、好きな人からたっぷり愛されてほしいなって、私は願っているよ。

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著者プロフィール

エマちゃん

謎の人妻インフルエンサー。独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命～運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』（大和書房）を刊行。

※2021年6月18日おうね。にて公開