運命の出会いは、すぐそこにある。「アリ・ナシ思考」から「RPGの女主人公思考」でハッピーエンドを引き寄せる

というわけで、今回私がご紹介するのは「ただの出会い」を「運命の出会い」にする方法です！名付けて「私はRPGの女主人公」思考・・・「？？？」と思った方、たくさんいますね（笑）。

でもご安心ください。実際に私はこの思考のおかげで今、素晴らしい人々に囲まれて過ごしています。

「こんな時期にいい出会いなんてどこにもないよ」とみんなが悲観的になっている中、これを読んでシレッと抜け駆けしちゃいましょ（笑）！

突然何を言い出すのかと驚かれましたか？ 私も自覚しています。ただ、これはかなり有用な考え方です。

RPG（ロールプレイングゲーム）とは、ゲームへの参加者がそれぞれのキャラクターを操作しながら参加者同士で力を合わせ、ゲーム内で遭遇する試練を乗り越えて、目的達成を目指すゲームのこと。簡単には進まないから面白いのです。

経験値を上げて、レベルアップして、アイテムを獲得して、仲間と協力して、ストーリーが展開されていきます。主人公が成長しながらハッピーエンドを目指していくのです。

あれ・・・？ これ「人生」っぽくないですか？

「いい出会いがない」と嘆くあなたをRPGの女主人公に当てはめると、経験値は今積み上げている最中。レベルアップも仕事や勉強などで日々がんばっている、自分をご機嫌にするアイテム（自分の好きなモノ）も持っている、というわけで。

そして、残るは仲間です。ハッピーエンドを目指すという目的を達成するにあたり、仲間が必要なシーンがあります。

仲間と協力すると困難も乗り越えられますよね。励まし合いながら元気だってもらえますよね。

ただ、その冒険仲間として迎え入れる相手が、「男性としてアリな人」でなければならない理由はあるでしょうか？

例えば、あなたの中で弓矢を使える仲間が絶対に欲しいとします。そんなとき、絶好のタイミングで「弓を持たせたら天下一。どんな敵も射抜く男性キャラ」が現れました。一般的な感覚だと、その彼を仲間に迎え入れるはずです。

ところがどっこい。今のあなたは「異性としてナシなので結構です！」と、絶対に必要だったはずのキャラをお断りしている、ということ。これは、ちゃんちゃらおかしいぜ！

この考え方の利点は他にもあります。

「何かに向かって一生懸命努力する女性が大好き！ 尊敬する！」という男性はかなり多いです。

夢に向かう女性に惹かれる男性が「彼女の力になろう！」と奮闘する作品、最初は弱かった主人公が努力して強くなって栄光を掴む少年漫画、キャラクターの育成ゲームも根強い人気を誇ります

そういう傾向から見ても、この考え方は有用だと思っています。

ちなみに「何かに向かって一生懸命努力する女性が大好き！ 尊敬する！」という男性はご自身も努力家で前向きで素敵な方が多いです。

尊敬し合える関係は本当に長く続いていきますよ〜！

運命の出会いかどうかは、あなたとお相手が共に過ごした時間、交わした言葉、経験した出来事によって決まります。「あの出会いは特別なものだった」と気づくのは出会ってしばらく経ってからのことです。

最初からいい出会いかどうかなんてわからないのに、最初から異性としてアリ・ナシを判断しちゃうのはもったいない！

人とのご縁は続いていくもの、作っていくものです。

今はなんとも思わなかった人でも、数年後に再開して恋に落ちる・・・なんてこともありますからね！

ズバリ、運命の出会いを探しているからです！

いい人いないかな〜」と思っているときに限って出会いがない。当然、いい人もいない。

私もそんな風に悩んでいる時期がありました。それも数え切れないほどありました（笑）。

あの子は別れたばかりなのにもう新恋人ができた、ずっと彼氏がいなかったあの子に超優しそうな恋人ができた、あの子は突然結婚していった・・・。

「あれ？ 私は・・・？ 何もない。今まで何してたんだろう・・・」なんて思って急に焦ったり。

「先が見えない。この先私はどうなっちゃうんだろう。ずっとひとりなのかな」と不安になって泣けてくる夜があったり。

「仕事も勉強もがんばって、見た目も綺麗にして、愛想も良くしているのに、どうして素敵な人の出会いがないの？」と自己嫌悪に陥ったり。

これは、ぜーんぶ私の経験談です！ 過去の私！

人が「いい出会いないかな〜」なんて考えているときは

・恋人がいない自分に焦っている
・先が見えない不安を抱えている
・何事もがんばりすぎて力んでいる

これらが最低ひとつは当てはまるはずです。

心当たりはありましたか？

ちなみに、心当たりがある人は「うわ、今の私じゃん・・・。こんなんだから私には恋人ができないんだ」なんて自分を責めないでくださいね。

大切なことは「今気づいた」ってこと！ 気づいたときこそ「変わるとき」です。

あなたにまずやめてほしいことは、運命の出会いを「探す」こと。その代わりにやってほしいことは、いい出会いを「作っていく」こと。

あなたは今まで運命の出会いを探した結果、「運命の出会いなんてどこにもない！」と思っているはずです。出会いを求めて行動に移す姿勢、めちゃくちゃ素晴らしいです。その調子！

出会いの数＝可能性の数！ 新しい出会いなんてなんぼあってもいいですからね！

「それでも運命の出会いがない」「出会ってもいい人がいない」としたら、最初から男性としてアリかナシかを判断しないこと！

どうしても生理的に受け付けない場合は仕方ないです。人間誰しも好みはあるわけだから。

ただ、最初から男性としてアリかナシかを判断すると、「アリ」の人ってほんのひと握りしか残らないはずなんです。プレミアとして希少価値がつくくらい少ないと思います。

私も初対面のお相手を「異性としてアリかナシか」で判断していた時期は、なかなかしんどかったです。お相手からも同じようにジャッジされているんじゃないかと考えて苦しくなったり・・・。

それをやめてみたんです。「私は何様やねーん！ 人を評価できる立場なんか？ そんなんもうやーめっぴ！」とね。そうすると人と関わる機会が一気に増えたんです。

例えば意気投合した相手の友人からお仕事の依頼がきたり、遊びのお誘いに呼んでもらったり、同僚の独身男性を紹介してもらったり・・・。その人の周りにいる人々とも繋がっていくようになりました。

人間は皆それぞれに違う分野でプロフェッショナルなので意見交換をしたり、協力し合ったり、支え合ったりできます。

そして、お相手が恋愛対象かどうかを意識しない分、お互いのことを本音で話して信頼関係を築けたり、ときには恋愛相談に乗ってもらったり・・・。

そんな中でふと、「あれ、この話をしているときのこの人って結構素敵かも！」「この人は私が困ったとき、すごく親切で頼りになる。今までなんとも思ってなかったのに気になる」と気づいてから恋愛に発展する、なんてこともありました。

「出会いがない！」と思っていると、あまりピンとこないかもしれませんが、冷静に振り返ってみると、これはよくある話ですよね！

こうして好きになった相手とは、人として尊敬し合って、長所・短所を理解し合って、協力し合って・・・という関係性が生まれるので、結果的に長〜いお付き合いになったりもします。交際に発展しなくとも、長〜く続いていくご縁になります。

これこそ「運命の出会い」ではないでしょうか？

だからこそ、最初からアリ・ナシで見るんじゃなくて、あくまで「ひとりの人」として向き合い、「冒険仲間」を増やす感覚で出会いを増やしてみてください。

これを読んだあなたは、この先「運命の出会いがない」と嘆いて悲しくなることが減っていくはず。と同時に、周りにいてくれる人々の良さやありがたさに気づけるようになります。

そんな素敵な人には、思わぬ方向からご縁が飛び込んでくるものです！ 一度きりの人生、思う存分楽しんじゃいましょう！

著者プロフィール

美々子

イメージコンサルタント。「自信も自己肯定感もゼロだった私だからこそできることがある！」と奮起し、現在はパーソナルカラー診断と恋愛相談を行いつつ、Twitterとnoteにて「前向きになれる考え方・恋愛観・人生観」を発信中。次の目標は本の出版と講座開講。