2022年9月26日 19:02
彼の恋愛スイッチは「女のやる気ファッション」で押せる! 本命になる女性は「女性らしさ」と「自分らしさ」を両立している
文:エマちゃん
みんなは好きな人とのデートが決まったら、なにを考える?
「服、なに着ていこう!?」と悩む人は多いんじゃない?
私もそうよ。でも、その悩む時間が、超超楽しいのよね〜! デート前の醍醐味と言っても過言ではない。
「彼との初デート、どんな服装で挑んだらいいですか?」という質問もよく来るので、みんな真剣に悩んでいるんだと思う。
悩むのは正解よ。だって、なにを着てるかって、めちゃくちゃ大事だもの。
今回は、自分らしさも大事にしながら、男性から本命視されるファッションについて書きますね。
ファッションは男の"本能"に語りかける
最初に「センス」についての話をしたい。センスのいい子はやっぱり、男心を掴むのもうまい。
男の子に「彼女のどこが好き?」と聞いたとき、「センスがいいんだよね」というセリフを聞いたことが何度かある。
ファッションって、男の"本能"に語りかけるところがあるんだと思うわ。彼女のあの格好に"グッときた"みたいなこと。
そう考えると、自分のセンスを磨きつづけるのは大事なこと。センスは自分らしさを表現するものだから。
「センス」って正解が分からないから、難しく感じるかもしれないけれど、最初はファッション誌を買って真似するだけで良い。
おしゃれな友人に、「どうしたらおしゃれに見える?」と聞いてもいい。センスは「テクニック」だから。
そうしてテクニックを身につけていくうちに、徐々に自分の似合うものや心がときめくものが分かり、あなたのセンスが生まれてくるはずだよ。
ちなみに、肝心の「男性ウケするファッション」というのは単純な話で、「わあ〜、女の子だ〜」って男の子がそわそわしちゃう格好なんだよね。
それを簡単な言葉にすると、「スタイルが良く見える服」になるんだけど。
男の子も人間ですから、やっぱり自分とは違う女の子らしさ、というのはスタイルを見て感じるわけです。
ただ、ここで注意してほしいのは、スタイルが良く見える服=痩せて見える服、ではないということ。今も女の子のなかでは、「スリムな方がいい」信仰が根強くあると思う。
「自分は太っているから・・・」と、スタイルがわからないゆるっとした格好をしたり、肌出しを一切せずに、完全防御で色気ゼロ的な格好をしたりしていませんか。
男性にとってスタイルが良く見える服というのは、もう一歩深いところにあるのよ?
・女の子っぽいやわらかさ(体の曲線ややわらかさを感じる肌など)がある
・華奢感(ほっそりした首や手首、足首、鎖骨が目立つ)がある
こういった、自分(男性)にはないところにグッとくると、「スタイル良いなあ」と思うわけです。
本命視される人は「女性として意識される」装いを選んでいる
だから、同性から見ると、「え! あの子、結構肉感ない?」みたいなタイプが、男性にとっては「あの子めっちゃスタイルいいよな」と言われていたりする。
女性と男性の「スタイルがいい」にちょっとズレがあるから、女性ウケするものと、男性ウケするものがズレるんですよねえ。
だから女性が憧れる「いい女」を目指すより、「女の子っぽい」を目指すと、男性ウケになります。
秋冬のお洋服でいえば、とにかく男性ウケはニットですよね。
・ゆるっとしたシルエットが女の子らしくて癒される
・ふんわりしたシルエットの中に、たまにボディラインが出てたまらない
・だぼっとした感じに華奢感が出る
というのが男性のリアル意見。
先ほどお伝えした「男性にとってスタイルが良く見える服」のポイントがすべて詰まった服がニットというわけです。
デートへの意気込みはファッションで伝える
他にも、男性から大人気のお洋服といえばスカートやワンピース。
なぜ人気かというと、答えは簡単。男性には着られないアイテムだから。女性のファッションに、自分とは違う「女性であること」を彼らは求めているのよ。
そりゃそうだよね。デートなんだもの。彼らは女の子がどれだけ女としてのやる気を持ってデートに来てくれているのか、結構気にしています。
クールめなパンツスタイルで化粧っけもなくて髪もボサボサだと、それだけで簡単に「ああ、脈なしだし、男として見られてないわ」って判断するよ。相手も女の子として見なくなるよね。
女として来てます! ってメッセージは本当にわかりやすい。電車に乗ってても「ああ、貴女は今日デートなんだね」って伝わってくるもの。そんな感じで来てくれたら、男性もテンション上がりますよ。
本命になる女の子って、この「女としてのやる気」をいつも手抜かないよね。
センスも色気もない格好は恋のチャンスを遠ざける
では逆に、一番気をつけたほうがいいことはなんだと思う? それは、センスが幼いこと!
例えばよくあるのが、自分が一番おしゃれをがんばっていた、10年前に流行った服装を未だに引きずっている、なんてこと。
もちろん私はこれ! って意思があればOK。でも、よくわからないから昔の服でいいやなんていうその怠慢がだめ。
例えば、リボン、ピンク、フリル、お花柄とブリブリだったり、コギャル(?)を連想させるような派手カラーや露出バリバリな服だったり。
今なにがトレンドかわかっていない人は、要注意。
これは男性が一気に引く服装です。なぜなら、センスもなければ、色気もないから!!
「服のセンスが悪い」に至ってはね、私も服のセンスが良くない男性に対して、「この人あらゆることにセンスがないんじゃないか・・・」なんて思うことがある。
選ぶレストランやインテリア、味の好み、仕事ができるかどうか、映画の趣味、音楽の趣味、セックスのうま・・・(自粛)とか、その人のいろいろなセンスに期待しなくなるのよ。一瞬で。
となると、お付き合いも難しいかも・・・? と思われるのも、残酷な話だけど、可能性大です。
そんな一瞬のチャンスを、モノにするか棒に振るかも、ファッションがカギを握っている。
洋服は「私」を魅力的にしてくれるもの
とはいえね、私は「男ウケ」だけじゃなくて、ファッション自体を楽しんでほしいなって思うの。
だって、ファッションって、個性を魅力的に見せてくれて、デザインというちょっとしたアートも関わっている。お気に入りのお洋服に身を包んでいるときって、鏡を見ているだけで、幸せな気分になるじゃない。
そんなハッピーオーラに包まれている女の子はかわいいに決まっている。
「ファッションは楽しいもの」なんだよね。
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う』という有名な、尾形真理子さんの言葉の通り、恋とファッションは切っても切れない関係。
だから、男ウケはもちろん「私を魅力的にしてくれるお洋服」って目線で探してほしいな。
「目で楽しんでもらう」は彼への愛情のひとつ
私自身は、気になる彼と何度かデートを重ねていくのなら、その度にいろんな自分を見せていくようにしてる。
・今日は都心で働くお姉さん風で、きれいめなパンツスーツ
・今日はご近所をお散歩スタイルで、デニムにTシャツ、キャップ
・今日は思いっきりデート服で、ピッタリとしたニットワンピ
こんなふうに、ギャップをたくさん見せていくの。メイクやヘアスタイルも都度、ファッションに合うものに変えるよ。
付き合った人からは「今日のエマちゃんはどんな格好しているのかなって、楽しみ」って、よく言われる。
目で楽しませるのは、私の中で彼への愛情なの。
だってさ、「私がそこに存在してるだけで、あなたはハッピーだもんね」なんて図々しく思っている女だから。
だからこそ、存在しているだけで、見ているだけで楽しいと思ってもらいたいし、ウキウキ・ワクワクさせてあげたいの。
彼になにか尽くすってあまりしないけど、せめて目だけは楽しませてあげたいわって思ってる。男の子はそれだけで満足してくれるしね!
だから、彼の好みの服も着てあげるし、リクエストに応えるし、でも、たまにその好みを裏切った服装をして「え! でも、そんな格好も似合うね。素敵!」なんて思わせる努力をしてる。
お互いにとって「タイプ」でいるよう努力するのは楽しい
愛する人の喜びは自分の喜びじゃない? 私は好きな人とはお互いに、お互いのタイプであろうとするよ。
例えば、彼の髪型は私が画像を探して「これにしてきて」ってリクエストする。リクエストされた彼は喜んでその髪型にするの。
それでタイプになったら「やっぱりあなたってカッコいいよね・・・」って、また一段とキュンとするし。
それでラブが深まるんだよ。「見た目が好き」ってめっちゃ大事よ。
キュンを与え合うのは、カップル間の礼儀だと思ってるから。だから私はこれからもセンスを磨くと同時に、女としてのやる気を忘れないように、努力を続けていくわ。
著者プロフィール
エマちゃん
独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命~運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』(大和書房)を刊行。