愛され度がグンとアップする本質的女磨き論。イイ女になるための4つのアクションとは

恋愛するなら「いい恋愛を楽しみたい」と思うのは当たり前のこと。

私の体感からいうと、「私、今の自分、結構イイ感じだと思ってます」って答えられる女はいい恋愛をするよね。

だから「いい恋愛をしたいなら、女を磨こう」って私は思うんです。

なぜなら、そういう女にはイイ感じの男が寄ってくるから。そして、イイ感じの恋愛をする。

粗末にされないし、丁寧に扱われて、大事にされる。逆に、イイ感じじゃない男は認めないし、引き寄せないし、無視できる。

なぜなら、イイ女はイイ感じな自分の世界を崩したくないから。澄んだ水に、汚れた水を混ぜないようにするのと同じ。

自分のことを「イイ感じ」だと言える女は、間違いなく女磨きをしている。

だってね、初めて言いますけど、ある日突然イイ感じの女になる、なんてことはあり得ないんですよ！ 当たり前か（笑）。

イイ感じの女っていうのはもれなく、「私にとってイイ感じの世界をつくろう」と決めた女なんです。覚悟を決めて、努力して、少しずつ積み上げて、できているんですよね。

でもね、すっごく時間がかかることでもないの。今すぐできる簡単なことをこれから紹介するね。

私、女磨きに一番必要なことは、勇気だと思っている

「私はイイ女になる」って、未来に思いを馳せることじゃなくて、「私はイイ女である」って今ここで決める勇気なんだよね。

「実力が伴ってから、そう言いたいです・・・」って言いたいのはよくわかる！！

でも、それじゃ遅いのよ。イイ女は、イイ女として振る舞うから、イイ女になっていくわけ。

例えば、俳優もそうじゃない？

例えば看護師役のオファーがあったとき、「じゃあ、看護学校から行かせてください」って言ってんじゃ、遅いじゃない。

まずはこんなふうに想像すると思うの。

看護師として働くなら、髪の毛がバサバサしてたら、仕事に邪魔そう。だったら結んだほうがいいな。

アクセサリーも、指輪はしていないはず。

忙しい仕事だろうから、優雅にモデル歩きなんてしてなくて、シャキシャキ歩いてるよね。

背景を思い浮かべたら、どんな格好をしたらいいか、どんな振る舞いをしたらいいかも、思い浮かぶ。調べることも必要だけど、想像力があれば、十分なりきれる。

女磨きもそうなの。まずは「イイ女だったらどうする？」とあらゆる選択を、イイ女基準に合わせるの。

それを演じることから始めたらいい。もはやそれは演じるじゃなくて、イイ女になってるってことだから。

その「イイ女」はどんな女でもよし。Instagramで憧れているあの人でもいいし、職場のキレイな先輩でも、尊敬してるお母さんでもいい。

でも、一番のおすすめは「あなたがイイ女になりきった姿」を思い浮かべてみること。そうすると、現実離れもしないじゃない？

そこには自分の理想が詰まっているはず。

どんなお洋服をきて、どんなお部屋に住んでいて、どんな恋人を連れているのか。

どんな自分でありたいか、という気持ちが、女を磨くヒントになる。

例えば私なら、ヘルシーな筋肉がついたメリハリボディがイイ女！ って思っているから、駅ではエスカレーターではなく、階段を使うようにしている。

週に一度パーソナルトレーニングをしたり、ダンスレッスンに行ったりもする。

また、私が思うイイ女は、ボロボロの部屋着を身につけてないよなって思ってるから、部屋着でも、誰に見られてもいいステキなものを選んでいる。

決してもう外では着なくなった、ボロボロのお下がり服じゃない。

私の隣にいる人は、優しくて、いろいろな話が楽しくできて、仕事を一生懸命やっている尊敬できる人なんだろうな、って思っているから、仕事のグチを垂れ流す冷めた男は恋愛対象には入らないし、ご飯に誘われても共にしない。

こういう「私にとってイイ感じの世界とは」が決まっているから、そうじゃないものは「いらない」って思えている。

だからさ、変な男が「エマちゃん飲みに行こうよ〜」って言ってきても「え〜（笑）。結構です〜！」って言える。

何をやるかも大事だけど、何をやらないかも大事なの。「磨く」とは、加えては、削いでいく。そんな作業だから。

今一度、こんな言葉をよく使っていないか、自問してほしい。

「私なんて」「私ごとき」「かわいくないし」「太ってるから」「おばさんだから」「自分のこと好きじゃない」「ダメ男に引っかかる」「仕事つまんないし」「なんかイイことないかな」「でも」「だって」

これね、どんな言葉かというと、あなたの勇気を減らしている言葉です。ここには「諦め」「言い訳」が詰まっています。

こう言っている間って楽なの。勇気を出さないでいいし、自分を変えなくていいから。

私もこの言葉がゼロだったわけじゃないよ。だからね、理想と現実が全然追いつかないときもあった。

人からどう見られるか気にして、自分のなりたい姿になろうとしなかったり。うまくいかないのを、環境のせいにしたり。

でもね、それが「ダッサいな！！」って思ったの。

事実、言わなくなってからは、自分のマインドがポジティブになって、人のことを気にするより、自分の願いを叶える！ ってどんどん行動できるようになったんだよね。

そうなると、自分にとって本当に必要なものと、いらないものとがはっきりしてきて、理想の姿になることに遠回りしなくなるの。

理想というゴールまでの道は、確かに遠い。だからこそ遠回りしてる場合じゃないよね。まっしぐらに進むためにも、言い訳とか諦めを捨てよう。

女磨きの順番について尋ねられることがある。

ダイエットが先ですか？ 脱毛が先ですか？ メイク道具を買うのが先ですか？ みたいに。

順番に迷ったら「自分が一番ワクワクできるのは、どれだろう」と考えてみて。

ワクワクする好奇心って、まさに女磨きの原動力になるの。ワクワクしている自分のことが嫌いな人っている？ いないよね。最高の気分だよね。

例えば私ならね。メイク道具を買いに行くことから始めるかな。

百貨店のBAさんに新しいアイシャドウでメイクを習って、自分の新しい顔を発見する。そのワクワクした気持ちで「せっかくキレイになるんだし、ヘルシーなもの食べよう」ってダイエットメニューを選ぶ。

それで体が引き締まってきたら、今度は肌見せしたくなる。そしたら脱毛でも契約しようかしら！ と思い立つ。

という具合に、ワクワクの流れを大事にするの。雪だるま形式で魅力を大きくしていく。

ワクワクした気持ちで「こうしたいから！！」と、ポジティブなエネルギーで進めていく方が、私は余裕のあるイイ女でいられる。

だってさ、我慢も苦労したくないんだもん。苦労って女を老けさせる。私がしたいのは、苦労じゃなくて、努力。

やっていることは大変でも、高いモチベーションを維持して、楽しくて希望に溢れていたら、それは苦労じゃなくて、努力。

現に私は「ポンコツだし、容姿もモデル並じゃないし、いろいろ足りない部分はあるけど、まぁ女としてはイイ感じでしょ！」って思ってる。

私の思うイイ女は、人からどう見られるか、そんな気にするんか!? 環境なんて恵まれないほうが普通！ 大人になったらすべて自分次第だろ！！

って、自分にツッコミましたよね。これはプライドだったのかもしれない。

プライドっていうのは、見栄じゃなく、美学。見栄を張るんじゃんくて、美学を貫きたいと思えるのが、女のプライド。

だからね、人から見えないところで、どう過ごすかも大事なんだよ。

ポイ捨てしないとか、使った洗面所の水しぶきは拭いてから出るとか、トイレットペーパーがなくなっていたら、次に入る人のことを考えて、新しいものを取り付けてから出るとかね。

こういう些細で、なんてことない一瞬も、だらしなくしないの。

なぜなら、この自分磨きは、自分に向けてやるものだから。自分が自分に「わたしイイ感じじゃん」って思えるためにやるものだから。

人からいくら「いいね！」「最高だね！」と言われても、自分がそう思えてなかったら、まるで意味がなくなってしまうように。

人に褒められることは目標としなくていい。あくまでも「私が私を褒められるようにしてあげたい」って思うの。それが女磨き。

日本語では「つまらないものですが」「お粗末様です」「愚妻が・・・」（いまどき言わないか）と、ネガティブすぎる前置きがあるけども、それ、自分にやらないでいいわけ。

だって面倒くさいじゃん、そんな女。「そんなことないよ！」という否定待ち、励まし待ちみたいな。

否定も、励ましも、自分の中だけでやれば十分！ 相手を前にして、ネガティブなやりとりはしなくていいのでは？

だから、私はせめて相手の前ではイイ感じでいたいな〜って思うの。

それが何より相手にとってはラクだし、いい意味での緊張感を与えてくれる。

「この女の人は大切に扱わなきゃな」って。

そんなイイ感じな女から「〇〇君ってすごいね」って言われた方が、実感もより一層沸くよね。彼にとっても、自信になるじゃない。

彼にとっても、自分にとっても一石二鳥。

これがわかる頃には、あなたはイイ女。

「イイ感じな女」がフリじゃなくて、ホンモノになれるように。

理想の女が現実になれるように。私はこれからも一生、女を磨いていくわ。一緒に努力していこうね。

著者プロフィール

エマちゃん

独自の恋愛観や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数10万人超え。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命～運命の彼を一生恋させる"女神女子"になる』（大和書房）を刊行。

※2021年12月16日おうね。にて公開　

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