本命の奥手男子から愛される3つの秘訣。「0.5歩リード」の会話で一気に恋人の距離感へ

文:美々子
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突然ですか、皆さんはこんな文言をよく目にしませんか?

「男は追う生き物だから、女性からアプローチしちゃダメ!」
 
実は、恋愛にアクティブではない層、いわゆる「奥手男子」といわれる人は多いです。

本当は積極的にいくのが苦手なのに、無理にアクティブに立ち振る舞う「隠れ奥手男子」も珍しくありません。
 
今回は、そんな「奥手男子」を好きになったけれど、どうアプローチしていいかわからないと思う女性や「今まで受け身できたけれど、このままでいいのかな?」と思う女性の背中をぐっと押しちゃいます!
 
よっしゃ、行くでー!

奥手男子との長く燃えるあたたかな恋愛は、女性からのリードで叶う

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幼い頃から奥手男子と仲良くなることが多かった私。

そんな自分だからこそ思うのは、彼らと距離を縮めるにはじっくり歩み寄る必要があって、恋愛に発展させるには「ここぞ!」というときに女性がリードする必要があるということ。
 
そうしないとお互いが受け身で、お互いが決定打を譲り合うような、なんともいえないモヤッとした状態になった末、落ち着いてしまう(=恋愛関係に至らず、ただ仲良くなる)からです(笑)。
 
ただ、言い換えると、この状況は自分から積極的に動けば発展する、ということ!
 
そして何より、自分の采配で恋愛ができるって本当にラクですよ! 長年受け身でいた方は「あれ、恋愛ってもっと難しくなかったっけ?」と拍子抜けしちゃうはずです。
 
奥手男子との恋愛は燃え盛るような情熱や刺激はないかもしれません。

ただ、暖炉のように穏やかに長く燃え続ける、穏やかであたたかな恋愛になるんですよね。本当に素敵です。

女豹じゃない!「明るくて感じのいい女の子」アプローチで恋に発展

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ちなみに「自分から積極的にいきましょう!」なんて言われると、女豹やスナイパーといった極端なイメージが浮かんでしまい、気が引けるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
 
魅惑のお色気キャラにも、狙った獲物は逃さない狙撃手にもなる必要はないです。

ちょっと勇気を出したあなたになるだけで大丈夫! 安心してくださいね。
 
ちなみに、女性側から奥手男子にアプローチしている状況は、少女漫画で明るくて感じのいい男の子がおとなしいヒロインにアプローチする描写を思い浮かべてみてください。

あの男女の立場が逆転する感じです!
 
明るくて感じのいい女の子が、おとなしい奥手男子にアプローチするんです。実際はこんなもんなのです。
  
ほら、一気にハードルが下がったでしょ?
 
誰にでも分け隔てなく仲良くなれる人が魅力的に見えるのは、男性も女性も同じだと思いません? だったらアプローチできずにいるのは本当にはもったいないですよ!

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奥手男子に歩み寄って、彼の本命候補になる3つの方法

ここまで、少し長くなりましたが、私がシャイ・物静か・冷静な奥手男子と仲良くなりたいときに心がけてきた「明るくて感じのいい女の子」アプローチをご紹介します。
 
ちなみに、私はシャイな女性に対しても同じことを心がけているので、これらの心がけは性別を問わず使えますよ!

奥手男子は「ええんやで」の明るい挨拶で安心する

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これは奥手男子に限らず、どんな人・状況においても同じです。変わりません。ただし、「あなたを全面的に受け入れますよ〜」といった気持ちでいるのがポイント!
 
「あの人に受け入れてもらえるかな」とか「変に思われないかな」と考える人が多いのですが、逆です。あなたがお相手を受け入れるんです。
 
やっぱり「どんなあなたでも大丈夫ですよ。私は受け入れますよ」なんてことは、言われても思われてもうれしいじゃないですか。
 
私はこれを「"ええんやで"のスタンス」と呼んでいます。「私は怖くないですよ! 安心してね!」と伝えることが目的です。
 
ちなみに、私は奥手男子の反応はまったく気にしません。あえて空気は読まないです。

彼らのテンションに引っ張られることなく、むしろ私が彼らを引っ張るように明るく接します。
 
だって、好きな人の笑顔を見たいじゃないですか! 「私が」彼を必ず笑顔にする! って思ってます。
 
というのも、奥手男子は他人の目や自分のイメージが崩れることを人一倍気にしてしまうから。
 
だからこそ奥手男子なのですが、実は心の中はドキドキしていたりするようなのです(笑)。それが彼らの不器用で可愛らしい生態なんですよ〜!

奥手男子の趣味や興味のある話で「こんなに聞いてくれる人いなかった」を引き出す

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奥手男子の大きな魅力のひとつはここにあると思うんですよ、皆さん!
 
奥手男子は何か特定のテーマに詳しい方が多いんです。熱中しているものがあったり、ずっと極めている何かがあったり、趣味の延長線上に仕事があったり・・・!

それについて話をたくさん聞かせてもらってください!
 
その人の世界観や趣味への思い、仕事に対する熱意などは、本当に新鮮で魅力的なものばかりです。

その発想はなかった! と感激します。奥手男子というのは、自分の世界の奥にいるということなのか! と思ってしまうほど。
 
私は彼らの話が聞きたくて仕方がないので、「そう! そういうのが聞きたいの! もっと聞かせて! もっともっと!」と要求しています(笑)。

これは狙っているわけではなくて、そうせずにはいられないから。
 
彼らの話はそれくらい、知的好奇心をくすぐられるんですよ・・・。

当のお相手は「そんなに興味を持ってもらえるとは思わなかった」「女性にこんなに趣味の話をしたのは初めてだよ」と言うケースが多いです。彼らの話を聞かないなんてもったいない!

奥手男子が一気に心を開く「共通の趣味」で彼の特別な存在に

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彼と共通の趣味があるなら最高です。むしろそれ以上いい方法はないのでは? と思うほど。一気に距離が縮まって本当に仲良くなれます!
 
私の経験上、共通の趣味に関して、自分も詳しかったときの方が距離は縮まりやすかったですし、ニッチな趣味であればあるほど、お互いが特別な存在になります。

彼とまったく同じものが好きじゃなくてもいいんです。
 
共通の話題があるだけでも全然違います。もちろん、共通の趣味がなかった場合、1から教えてもらうのもいいですが、予備知識は軽く入れておく方がいいと思います。

説明も理解しやすいですし、お相手も話しやすいですからね。
 
「数少ない話が通じる子」と思ってもらえると、奥手男子は一気に心を開いてくれます。

一緒にお出かけする機会にも恵まれやすいですし、とにかくお互いが楽しいです!
 
考えただけでワクワクしちゃいますよね、きっとお相手もワクワクしてくださるはずですよ〜!

お互いの「普通」は違って当たり前

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いい感じの雰囲気だし、普通はそろそろ告白してくれるよねと思い、「この先は彼にバシッと決めてもらおう!」と主導権を譲った・・・。
 
それなのに、スルーされたり、もはやその主導権が手元に返ってきたりしませんでしたか?
 
あなたと彼の考える「普通」にズレがある場合は多々あります。特に、恋愛経験が豊富ではない奥手男子なら、なおさらこのパターンに陥りやすいんです。
 
お互いにとって大チャンスなのに! いや、むしろ彼にとって滅多にないビッグチャンスなのに!
 
それでも、「失敗が怖い」「どうしていいかわからない」という理由で動き出せないんですよね(そんな不器用さが愛おしく思えたあなたは、立派な奥手男子好き)。
 
お互いの「普通」が違っているからこそ、あなたから歩み寄って彼を理解しようとする姿勢と、歩幅を合わせる姿勢がかなり大切です。
 
いいと思った相手には、まずは自分から歩み寄って理解すること! 異性としてのアプローチはその後が理想的です。

そう、理想の展開はあなたから歩み寄って作っていってほしいのです。

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「男は追いかける生き物だから女からアプローチしちゃダメ」は思い込み

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ただ、世の中には「自称・受け身」な女性が多いのではないかと考えています。
 
「男は追いかける生き物だから自分からアプローチしちゃダメ」と思い込んで抑えている。

でも実際は、「自分からアクションしていいならしてみようかな」といった状態でくすぶっているんじゃないかな〜? どうでしょう?
 
確かに、追いかけられたら逃げるタイプの人もいます。それは否めません。ただ、みんながみんなそうではありません。

相手やタイミング、心境によっても、積極的か消極的かは変わります。
 
ちなみに「俺は絶対に自分からガンガン行く派!」と豪語している人でも、アプローチされたら受け身に目覚めちゃった、なんてことは珍しくありません(笑)。
 
私はもともと自信がなかったので、受け身な期間の方が長かったんです。

受け身の恋愛では、相手が情熱的な愛情表現をしたり、エスコートしたりしてくれるうちは大切にしてもらえて夢のような日々を過ごせます。

受け身恋愛は幸せだけど、辛いことも・・・

ただ、受け身での恋愛には、デメリットも存在しました。
 
・恋愛の賞味期限を気にしてしまうこと
・嫌われないようにと、自分の言動を制限してしまうこと
・関係性の行方が相手の情熱や愛情次第になってしまうこと
 
「彼がいなくなったらどうしよう」「彼以外に私を愛してくれる人なんていない」「彼に好かれるようにがんばらなきゃだめだ」といった思考に陥りやすい、という脆さもあるのです。
 
別れると自分に価値がなくなるような気がして怖くなり、別れをなかなか受け入れられなかったこともありました(不器用で一生懸命だったあの頃の私も今では愛おしい)。
 
特に、自信がなくて自己肯定感が低かった頃です。そんな辛い経験から、自分のことをさらに嫌いになったことも・・・。
 
自信がなくて自己肯定感が低かったから、受け身で悲しい恋愛をしていたのか。受け身で悲しい恋愛をしていたから、自信がなくて自己肯定感が低かったのか。

またはその両方なのか。
 
今となっては自分でもわかりませんが、全部お相手任せだったらそりゃそうなるわなぁ・・・と納得しています。
 
当時の私は「男性は追いかける生き物だから自分からアプローチしちゃだめ」説を盲信していましたよ〜。

奥手男子もあなたが好き。だから、不安を抱えている

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初めてのことや慣れないことをする前は、誰でもすごく怖いんですよ。
 
自信がなくて、失敗が怖くて、どうなるかわからない不安に押しつぶされそうになります。
 
あなたが「自分からアプローチしたことがなくて不安」「私から歩み寄ってもいいのかな」と迷っているとしたら、奥手男子も同じように迷っているんだと思います。

好きだから、迷い悩むんです。好きだから不安になるんです。
 
あなたが初めて受け身の恋愛をしたときのことを考えてみてください。
 
積極的な男性から歩み寄って「大丈夫! 俺がいるから楽しいに決まってるよ!」と手を差し伸べられたとき、うれしかったのではないでしょうか?
 
「この人なら大丈夫かもしれない」と思ったから、その手を掴めたのではないでしょうか? そういう体験が奥手男子たちにも必要なのかもしれません。

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強い想いがあるなら、相手に歩み寄って、手を伸ばしてみて

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一般的に、女性は男性よりも「恋愛」に触れる機会が多いと感じます。

幼い頃に読んだおとぎ話が、すでにお姫様と王子様のお話ですし、少女漫画ではラブストーリー、ファッション雑誌でも恋愛の特集があったり、ありとあらゆる場面で恋愛が絡んできます。
 
一方、男性の場合、幼い頃に読むのはヒーローの冒険物語、少年漫画も冒険、格闘、ギャグなどのジャンルだったり。

普段から恋愛に関する知識があまり得られなかったり、そもそも興味がなかったりと、未知の領域が多いようなのです。
 
もともと受け身体質だったり、アプローチしていいかわからず不安なあなたは、彼らの気持ちが痛いほどわかるのではないでしょうか?
 
そんなあなたの差し伸べる手だからこそ、彼は安心してその手を掴むことができるのです。
 
好きな人との時間をもっと楽しみたいと願うのなら、男だからとか女だからとかは忘れて、想いの強い方が相手に歩み寄って、手を差し伸べたらいいのだと、私は思います。
 
私自身のケースでいうと、奥手な男性と交際がスタートしたのは、私が耐えきれなくなったときでした(笑)。
 
好きな気持ちってやっぱり抑えられないでしょ? 「私には無理だよ・・・」なんて思っていたとしても、いざとなったらあなたは大胆に動き出すんです。

その気持ちに任せて素直になってみて!
 
あなただけでなく彼の幸せのためにもね! 応援してるで! ファイト!

著者プロフィール

美々子

イメージコンサルタント。「自信も自己肯定感もゼロだった私だからこそできることがある!」と奮起し、現在はパーソナルカラー診断と恋愛相談を行いつつ、Twitterとnoteにて「前向きになれる考え方・恋愛観・人生観」を発信中。次の目標は本の出版と講座開講。

※2021年6月25日おうね。にて公開

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