2022年7月26日 10:52
緊張の初デート。「次はいつ会えますか?」と言ってくれた彼女と連絡が取れなくなった理由とは
「突然連絡が取れなくなる彼女の心理とは?」、「なぜ一瞬にして機嫌が悪くなるのか」。異性の心理とはなかなか分からないもの。時にはたった一言でもう会えなくなってしまうことも。 婚活は婚活アドバイザーのイビさんがお悩みに回答します。
お悩み相談:お相手が急に冷たくなったのはなぜ?
相談者A:先日、気になっている人と初デートをしました。
初デートということで確かに僕も緊張していました。でも会話は盛り上がっていたと思うんです。
僕はラグビーをやっていたこともあってW杯の話をしたり、彼女も板垣選手のインスタをフォローしていたりと共通の話題で盛り上がっていました。
それに、彼女も食事の終わりごろには「次はいつ会えますか?」と言ってくれた。なのに......急に冷たくなったんです。どうしてですか?
思い当たるふしはあります。彼女がお手洗いに行っているときに緊張がちょっとほどけて「ふぅー疲れた」とため息をついたんです。それを見られてしまって。
「え、すいません、疲れさせちゃいましたか?」と言わせちゃいました。でも、「そんなことないですよ!」と誤解を解いたと思うんですけど、あれだったんでしょうか?
確かに僕が悪いとは思うんですけど、あの一回で・・・と思うとがっくりきちゃいます。
「ごめんなさい」ファースト!
誤解を解くチャンスはまた別にある
イビ:このケースのポイントはここですね。 「『そんなことないですよ!』と誤解を解いた」。
相談者A:誤解の解き方にポイントがあるということですか?
イビ:正確に言えば、誤解を解く前にすることがあるんですよ。
相談者A:謝罪ですか?謝ることは確かに大事です。誠意を込めて「ごめんなさい」とはっきり口に出していうとかですよね......?
イビ:もしやこれまで勢いで謝罪してきましたか(笑)?
謝罪は何に対して謝るかが大事なんです。どれだけはっきり口に出しても、どれだけ真剣な顔をしていても的外れな謝罪では相手に届きません。
この相談者様のケースは「そこに謝ってほしかったんじゃないんだけどな」というケースに見えます。こういったすれ違いはとても多いんですよ。
相談者A:今回のケースだと何に対して謝るべきだったのでしょうか?
イビ:今回は「悲しい気持ちになってしまったこと」に対して謝ることができたら、関係は改善されましたね。どう謝るかというと「気を使わせてしまってごめんない」だったり、「ごめんなさい。悲しい気持ちにさせてしまいましたよね」だったりです。
説明はしちゃだめ。聞き手にとっては言い訳に聞こえてしまうんです
相談者A:説明はしなくていいんでしょうか?「実は緊張していて、ちょっと気が緩んでしまったのであって、決してあなたとの時間が疲れたわけではないです」ということを伝えた方がいいと思うんです。
イビ:まさにここがコミュニケーションの齟齬です。これは女性だから、男性だからという性別は関係ありません。
その説明は聞き手にとっては言い訳に聞こえてしまうんです。なぜなら、「私の今の気持ち、解釈」を否定してしまっているからです。
相談者A:え、否定する意図は全くないですよ、、、むしろしっかり謝りたいと思っているんです。
イビ:誠意を伝えたいということですよね。
そのためにまず「相手の気持ちを受け止める」ことが必要なんです。それが具体的な会話としては「気を使わせてしまってごめんない」や「ごめんなさい。悲しい気持ちにさせてしまいましたよね」となるんです。
相談者A:まず「自分はこういう意図で言ったんです」ではなく、「相手はどう思ったか」に気持ちを向けるんですね。
イビ:そうです。でもこれって最初は難しいんですよね。
今回のケースも女性の言い方によっては責められていると思っちゃうじゃないですか。「え、疲れたってどういうことですか?」と聞かれたら「そんなことないですよ!」と反射的に言っちゃうと思うんです。
だから女性も「私はとても楽しかったので、疲れさせてしまっていると思うとさみしいです」など、自分の感情をそのまま伝えるとコミュニケーションの入れ違いが減りますね。女性側もこの相談者様の投稿見てほしいですね。
気づいたときに謝ろう。電話でもLINEでも
相談者A:ちなみになんですけど、これってばん回できないのでしょうか?確かに謝るタイミングを間違えてしまったかもしれないんですけど、それまでは会話は盛り上がっていたわけですし。
イビ:あ、良い質問!ばん回できますよ!電話でもLINEでももう一度謝るんですよ。その時は必ず説明は省くことです。
先ほどの「あなたの気持ち」に焦点を当ててください。具体的には「あの日は悲しい気持ちにさせてしまってごめんなさい。またお会いしたいです」と2点だけ伝えるのです。
つまり「ごめんなさい」と「会いたい気持ち」です。「本当は~」などの説明は一切いりません。
相談者A:説明はどんなに誠意に行っても、言い訳に聞こえてしまうんですよね。
イビ:そうです。相手が「どういうことだったの?」と聞いてきたら初めて「実は緊張していて気が抜けてしまったんです」と伝えればいいです。相談者様も、まだ間に合うかもしれないですよ!
相談者A:それでも「もういいわ」とか言われてしまったらどうしましょう?
イビ:ここまで頑張ったらもういいでしょう!次行きましょう!次!運命の人は別にいます!
お付き合いが始まるかどうか、仲が深くなるかはお互いの歩み寄りですからね。やれるだけやったら、後はもう待つんです。
相談者様は最後にもう一度だけ説明なしで、お相手の女性の気持ちに「ごめんなさい」を言えたらもう十分誠実ですよ。
******
[結婚チャンステスト]なら、2分であなたとマッチングするお相手のプロフィールが見られます!希望の条件を入力して運命のお相手候補をチェックしませんか。